「ですから」と「からです」の違いとは?分かりやすく解釈

「ですから」と「からです」の違いとは?違い

この記事では、「ですから」「からです」の違いを分かりやすく説明していきます。

「ですから」とは?

「ですから」とは何らかの事柄とその理由となる事柄の接続に使われる言葉です。

先述する文章が後述する文章の理由となるような文章に使われることもあれば、怪我はない「ですから」大丈夫ですと言うように理由が先にくる文章にも使われます。

そのため基本的に「ですから」で文章が終わることはありませんが、先に結論から述べてその後に理由を述べる文章など倒置法を使った文章では、「ですから」が文末に来ることもあるでしょう。


「からです」とは?

「からです」とはなにかの理由について述べる文章を締める言葉です。

店じまいしたのは材料がなくなった「からです」というように、「からです」で文末を結ぶ直前に理由を述べる形で使います。

助動詞のですと同じように単体では文末にだけ使われる言葉ですが、ですをですがという形で文中に使うことがあるのと同じように文中で使われることもある言葉です。


「ですから」と「からです」の違い

「ですから」「からです」の違いを、分かりやすく解説します。

何らかの事柄とその理由を結ぶのに使われる言葉が「ですから」で、理由について述べる文章を締めるのに使われる言葉が「からです」です。

基本的に「ですから」は文頭や文中に使われるものの文末には使われませんが、「からです」は逆に文末に使うのが基本で「からですが」などの形に変えた場合のみ文中でも使われます。

まとめ

どちらも何であるかやどういった様子かという意味の「です」となにかの理由を指す「から」を組み合わせてできている言葉ですが、どちらが先に使われているかの違いが使われ方や言葉の意味の違いになったものと考えていいでしょう。

「ですから」はどういった様子かとその理由述べる文章を結ぶためのパーツになる言葉で、「からです」はその前の言葉が理由であることを指す言葉です。

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