この記事では、「デミグラスソース」と「ハヤシライス」の違いを分かりやすく説明していきます。
「デミグラスソース」とは?
西洋料理で使われるソースの一種です。
褐色をしています。
「ドミグラスソース」と呼ばれることもあります。
牛すじ肉、鶏すじ肉、野菜、トマトペースト、トマトピューレ、茶色いルー、塩、コショウなどを材料とします。
野菜には、セロリ、玉ねぎ、にんじんなどを使用します。
茶色いルーとは、牛すじ肉を焼いたときにでた油に小麦粉を加え、これに火を通して茶色い状態にまでしたものです。
「デミグラスソース」を作るには時間がかかります。
まず、肉はオーブンに入れて焼きます。
野菜はしんなりするまで鍋で炒めます。
ここにトマトペーストとトマトピューレ、赤ワインを加えて煮込みます。
そして、焼いた肉を加えて煮ていきます。
作業は翌日も行います。
焼いた肉や炒めた野菜、茶色いルーを加え、8時間煮込みます。
3日目にも火を通して煮込みます。
このように数日かけて煮込んで完成します。
このソースは、ハンバーグやオムライスなどの料理に使われます。
「ハヤシライス」とは?
薄切りの牛肉と玉ねぎを使ったライスメニューのことです。
日本で誕生しています。
名前の由来は、林さんが作った、ハッシュドビーフがなまったなど、諸説あります。
薄切りの牛肉と玉ねぎを「デミグラスソース」とともに煮込み、ごはんにかけたものをいいます。
マッシュルームやトマトなどの具材を加えることもあります。
日本では、カレールーのように「ハヤシライス」を作るためのルーが販売されています。
「デミグラスソース」と「ハヤシライス」の違い
「デミグラスソース」と「ハヤシライス」の違いを、分かりやすく解説します。
前者は、牛すじ肉や野菜などを数日かけて煮込んだソースです。
西洋料理に使われています。
後者は、薄切りの牛肉や玉ねぎに前者を加えて煮たものを、ごはんにかけた料理のことです。
まとめ
「デミグラスソース」を加えて作る料理が「ハヤシライス」です。