この記事では、「スムージー」と「ジュース」の違いを分かりやすく説明していきます。
「スムージー」とは?
「スムージー」とは、アメリカ発祥の野菜や果物の皮や種を取り除く事なくそのままミキサーに入れ、氷や水を加えて混ぜた飲み物を指します。
皮や種をそのまま砕くため、食物繊維をはじめとする栄養素が豊富で、氷や水を入れるのが「スムージー」の特徴です。
なめらかでスムーズな食感であることから「スムージー」と呼ばれるようになったとされています。
実は「スムージー」の歴史は100年以上あり、1920年代にはアメリカ西海岸で作られていたとされています。
「ジュース」とは?
「ジュース」とは、皮や種を取り除いた野菜や果物の果汁を絞って、添加物などで味を調整した飲み物を指します。
「ジュース」はジューサーを使用して作られ、その際に繊維や皮などの必要のない部位は取り除かれるので、食物繊維などの栄養素はそこまで含まれません。
市販の「ジュース」として販売されているものは、保存が効くように加熱処理されているものがほとんどで、その際にビタミンなどの栄養素は失われてしまいます。
このため「ジュース」はどちらかと言うと栄養素を補うための飲み物というより、味を楽しむ飲み物だと言えるでしょう。
しかし全ての「ジュース」がそうではなく、一部でビタミンなどの栄養素を後から加えられているものもあります。
「スムージー」と「ジュース」の違い
「スムージー」と「ジュース」は、野菜や果物の飲み物だという事は共通していますが、違いはいくつかあります。
「スムージー」は、皮や種、繊維の部分がそのまま砕かれるため、ドロッとしたようなのど越しで、食物繊維などの栄養素もそのまま多く含まれているのが特徴です。
一方「ジュース」は、ジューサーを使って作られる飲み物で、皮や種などの部分は取り除かれるので、食物繊維やビタミンと言った栄養素は失われているものが多くなっています。
また「スムージー」はミキサーを使って作られますが、一般的なミキサーではパワーが足りない場合がありますので、強力なミキサーを使用する必要があります。
まとめ
「スムージー」と「ジュース」は同じ野菜や果物を使った飲み物ですが、少し違いがあるということが分かりました。
日常生活で摂れない栄養素を補うためには「スムージー」が適していると言えるでしょう。
また、野菜が嫌いな子供にも「スムージー」は有効でメリットのある飲み物です。
栄養が足りていないと思う方は「スムージー」を飲んでみましょう。