「ジュレ」と「ゼリー」の違いとは?分かりやすく解釈

「ジュレ」と「ゼリー」の違い食べ物・飲み物

この記事では、「ジュレ」「ゼリー」の違いについて紹介します。

ジュレとは?

ジュレとは、液体をゼラチンなどで固めた食べ物のことをいいます。

ゼリーよりも流動性があり、液体よりも流動性がないものがジュレです。

フランス語では「gelee」と書き、「凍らせた」という意味があります。

肉や魚を煮るとゼラチンが溶け出し、煮汁が固まって煮こごりができます。

これもジュレの一種になります。

ジュレはフレンチの前菜などにも使われています。

日本でも市販のドレッシング等もあり、液体のドレッシングに比べて具材に絡みやすいというメリットがあります。

また、スイーツにもジュレがあり、ゼリーよりも柔らかく水分が多いものをジュレと呼んでいます。


ゼリーとは?

ゼリーとは、果汁などに甘味を付けてゼラチンを加えて固めたお菓子のことをいいます。

冷蔵庫などで冷やして食べることが多いです。

果汁だけではなく果物をそのまま加えたり、ワインやコーヒーを使ったゼリー等もあります。

また、ゼラチンの代わりに寒天を使ったものもあり、寒天ゼリーと呼ばれたりもします。

ゼリーは英語で「jelly」と書きます。

それから肉汁などの煮こごりをゼリーという場合もあります。


ジュレとゼリーの違い

ジュレとゼリーは、本来は同じものを指す言葉です。

フランス語の「gelee」も英語の「jelly」もラテン語で「凍る」という意味の「gelare」が語源とされます。

液体が固まったものを表しています。

しかし、日本では弾力があるものをゼリーと呼び、水分が多めでトロっとした食感のものをジュレと呼ぶことが多いです。

ジュレはスイーツを指す場合もありますし、料理に使う調味料を指す場合もあります。

それに対してゼリーは、スイーツを指していることがほとんどです。

まとめ

ジュレとゼリーの違いは、流動性にあります。

流動性が低く弾力があるものがゼリーで、流動性が高くトロっとした柔らかい食感のものがジュレになります。