この記事では、「シュレッター」と「シュレッダー」の違いを分かりやすく説明していきます。
「シュレッター」とは?
「シュレッター」は、後述する紙などを切断粉砕する機械の総称「シュレッダー」の誤った言い方です。
「シュレッダー」は英語で“shredder”で切り刻むと言う意味の“shred”から由来していますので、「シュレッター」は間違いであり、正しくは「シュレッダー」です。
「シュレッダー」とは?
「シュレッダー」とは、対象物を切断し、粉砕する機械の総称です。
「切断式破砕機」「せん断式破砕機」とも呼ばれます。
一般的には紙や書類を切断粉砕する「ペーパーシュレッダー」を指し、機密情報が書かれていたり、プライバシーに関わる文章がかかれている書類を、判別不可能な状態に切断し処分する事で、情報漏洩防止を目的として使われています。
元々「シュレッダー」は、キャベツの千切りをする機械指していましたが、現在では書類切断機としての意味合いが広く認知されています。
情報のデジタル化が進んでいる現代では、CD-Rなどのメディアで管理する事が増えてきたために、それらに対応している「シュレッダー」も登場してきています。
切断方法として、単純に縦に連続して切断するようなもの、縦横に切断されるもの、2ミリ程度の細かさにバラバラに切断し、秘密保持に特化した製品などがあります。
「シュレッダー」はバラバラに細かくできるために、ゴミの容量を少なくできるため、リサイクルの観点からも重宝されています。
「シュレッター」と「シュレッダー」の違い
「シュレッダー」は、紙や書類などをバラバラに切断する機械の総称で、「シュレッター」は間違った言い方です。
英語表記からも「シュレッダー」が正しい名称だという事がわかります。
誤用しないように注意しましょう。
まとめ
「シュレッター」は間違った言い方で、「シュレッダー」が正しいという事が理解できましたでしょうか。
たった一文字に濁点があるか無いかという違いで誤用となってしまいます。
正しい名称を使用できるようにしっかりと覚えておくとよいでしょう。