「赤子」と「赤ちゃん」の違いとは?分かりやすく解釈

「赤子」と「赤ちゃん」の違いとは?違い

この記事では、「赤子」【あかご】と「赤ちゃん」【あかちゃん】の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「赤子」とは?意味

赤ん坊という意味がある「赤子」【あかご】は、顔が林檎のように赤みがかっている生まれたての赤ん坊を指します。

まだ生まれて間もない子どもで、勢いよく産声をあげながら誕生するところが元気良く、健康的に育つと思うところに親は安心するのです。

また、泣くときも顔を真っ赤にして乳が欲しいと勢いよく泣くさまも、健康的である「赤子の証拠」になります。


「赤ちゃん」とは?意味

生まれたての子どもを「赤ちゃん」【あかちゃん】と呼びます。

女の子、男の子に関係なく、小さな赤子に対して「可愛い赤ちゃん」と褒める気持ちを込めて呼ぶわけです。

親が愛くるしいわが子に向かって呼んでみたり、近所の子どもを「赤ちゃん」と呼び、可愛がることもあります。

また、すれ違った子どもの名前が分からないときは「赤ちゃん」と呼び、相手の親とうまく交流するきっかけをつくるのです。


「赤子」と「赤ちゃん」の違い

「赤子」「赤ちゃん」の違いを、分かりやすく解説します。

顔から足先まで赤くして生まれた子どもを「赤子」と呼びます。

血の巡りが良いからこそ全身が赤く染まる姿を見て、親は健康的に長く生きられるので嬉しいと思う気持ちを込めてこのように呼ぶのです。

このような赤い姿から、無邪気で屈託がない大人を「赤子のようだ」と例える場合もあります。

もう一方の「赤ちゃん」は性別に関係なく、生まれたての子どもに対して使われている呼び方です。

とくに、女性は「かわいい」という気持ちを表すように、「赤ちゃん」と呼んでスキンシップをはかります。

「赤子」の例文

・『兄の子供は元気のいい赤子で可愛くて仕方がない』
・『赤子のように顔を真っ赤にして泣く姉が恥ずかしい』

「赤ちゃん」の例文

・『赤ちゃんの顔を見ると疲れも吹き飛び、幸せな気持ちになる』
・『かわいい赤ちゃんの笑顔に疲れが吹き飛んでしまう』

まとめ

どちらも子どもを対象にした呼び方ですが、少し意味に違いがありますので、状況に応じてうまく使い分けてみるといいでしょう。

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