知っていればリストランテのオーダーも怖くない?
この記事では、「パッケリ」と「リガトーニ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「パッケリ」とは?
名前がイタリア南部で使われるナポリ語の“平打ち”を意味するパッカリアがその由来。
ナポリ語が使われているのが意味する通りカンパニア州のご当地パスタです。
デュラム・セモリナ100%なのは当然。
平たく言ってしまえば巨大なマカロニで差し支えないでしょう。
柔らかな食感と歯応え、相反する食味が楽しめます。
また中身を詰め物をした調理方法も存在します。
「リガトーニ」とは?
ショートパスタであり、見た目はマカロニそのものです。
マカロニと違うのは外側に筋が刻まれています。
このためじっくり煮つめられたソース、粘度が高かったり濃厚な味わいのものとは良く絡むのは自然の理と言えるでしょう。
ローマのあるラツィオ州やナポリの所在するカンパニア州など中部〜南イタリアでよく食べられるパスタです。
「パッケリ」と「リガトーニ」の違いとは?
「パッケリ」と「リガトーニ」の違いを、分かりやすく解説します。
「パッケリ」は生地を棒に巻き付けてつくるパスタであり、端的に言ってしまえば巨大なマカロニと言えるでしょう。
「リガトーニ」はそれよりもサイズかなり小さくなり、普通のマカロニ、ペンネに近いものがあります。
ソースが絡みやすくなる様に表面につけられた筋が特徴です。
見た目が違うため茹で時間も大幅に違うと思いきやイタリアの大手パスタメーカー『ラ・モリサーナ』の「パッケリ」の茹で時間は12〜13分「リガトーニ」の茹で時間は13〜14分が推奨。
サイズが違う割に茹で時間はさほど変わりませんでした。
まとめ
「リガトーニ」は表面に筋がつけられており、ソースがより絡みやすいのが特徴だと言えるでしょう。
またサイズも「パッケリ」より小さいため比較的どんなソースにも遭うと言えます。
「パッケリ」はその大きさもあり柔らかい食感が特徴的。
食べ方としてはソースと絡める他に具材と和える調理方法でも食べられています。
また南イタリアでは両者ともに一般的なショートパスタですが「リガトーニ」はラツィオ州などより広い範囲で食べられるご当地パスタだと言えるでしょう。