この記事では、「垢抜けない人」と「垢抜けてる人」の意味と違いを分かりやすく説明していきます。
「垢抜けない人」とは?
田舎臭さがいまだに抜け着れず、いつまでも服装が古臭いは、考え方が遅れている者を「垢抜けない人」【あかぬけないひと】といいます。
都会に住んでいるというのに流行に疎く、考え方も田舎に住む年寄りのように頑固で今風な発想ができない若者を指す言葉です。
このような人は胸をはって話せないは、髪の毛の手入れができていないといった残念なところも見られます。
「垢抜けてる人」とは?
都会的な発想と考え方ができて、見た目もお洒落をさりげなく取り入れる者を「垢抜けてる人」【あかぬけてるひと】といいます。
自分の顔に合う色や柄を知り、どのように着こなせばお洒落か知る人を指す言葉です。
また、流行をうまく取り入れて自分を素敵に見せたり、新しい発想を快く受けいれては我が物にするといった器用なところが素敵に見えます。
「垢抜けない人」と「垢抜けてる人」の違い
「垢抜けない人」と「垢抜けてる人」の違いを、分かりやすく解説します。
いつまでも今の自分に拘り過ぎて、新しいことに挑戦できない者を「垢抜けない人」といいます。
化粧の仕方や服装の着こなし、考え方にいたるまで新しいものを受け入れず、古臭いままで進歩がない人を指すわけです。
もう一方の「垢抜けてる人」は、いち早く新しい流行や考え方を受け入れられるだけの器があり、何事にも進んで吸収しようといった気持ちがあります。
「垢抜けない人」の例文
・『垢抜けない人は自分の容姿に無頓着で、やる気がない表情している』
・『服のサイズや化粧の仕方を学ばないのが、垢抜けない人の特徴だ』
「垢抜けてる人」の例文
・『垢抜けてる人は、物事をうまく見極められるだけの能力がある』
・『柔軟性と積極的な行動ができる垢抜けてる人になることが大事だ』
まとめ
対照的な人を指す言葉を2つご紹介しましたが、自分なりにどのような見た目か、行動、言葉を発する者が対象であるか見比べてみるといいでしょう。