この記事では、「口下手」と「話し下手」の違いを分かりやすく説明していきます。
「口下手」とは?
「口下手」とは自分の気持ちや言いたいことを伝えるのが苦手なことやそういう人を指します。
適切な言葉が出てこなくて言葉足らずになってしまったり、逆に余計なことまで喋りすぎて何が言いたいのかわかりにくかったりなどが「口下手」の代表的な例です。
人との意思疎通が上手くいかない経験から会話自体に苦手意識を持つことも多いですが、会話を苦手に感じるかどうかは「口下手」の意味とは関係ありません。
「話し下手」とは?
「話し下手」とは話をすることが苦手なことやそういう人です。
会話経験の不足から自分の言いたいことを伝えるのが苦手な人も多いですが、人見知りで他人と話したがらないものの親しい相手とは流暢に会話できる「話し下手」もいます。
どんな理由があっても例外的に普通に話せる人がいるとしても、基本的に人と会話することに苦手意識がある人や人と会話したくないと思っている人やそう思うことが「話し下手」です。
「口下手」と「話し下手」の違い
「口下手」と「話し下手」の違いを、分かりやすく解説します。
自分の言いたいことを相手に伝えるのが苦手なのが「口下手」で、誰かと話をすること自体が苦手なのが「話し下手」です。
「口下手」は誰に対しても上手く会話できませんが、「話し下手」は相手によっては苦手意識なく普通に会話できる人もいます。
「口下手」は相手との会話が下手と言えますが、「話し下手」は会話が下手なのではなく苦手な人です。
まとめ
「口下手」と「話し下手」はそれぞれ何が苦手なのかが違うのですが、片方が原因でもう片方に繋がることも多々あるので同じような意味として扱われることも多いです。
会話する上で混同して困らないこともありますが、「口下手」は会話での意思疎通が「話し下手」は会話自体が苦手という違いは覚えておくべきでしょう。