この記事では、「イモリ」と「サンショウウオ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「イモリ」とは?
「イモリ(蠑・井守)」とは、両生綱有尾目(サンショウウオ目)イモリ亜目の動物の総称、またはイモリ科の動物の総称を表しています。
他にも、日本では「アカハライモリ」のことを指す場合があります。
「イモリ」の全長は4㎝〜30㎝くらいあります。
自己防衛手段として、皮膚に毒がある種が多いです。
「イモリ」の背面は黒色や濃褐色で、腹面は赤色や黄橙色をしています。
さらに、腹面には不規則な黒斑が不規則にあります。
「イモリ」の英語表記は「newt」になります。
そして、「アカハライモリ」の全長は10㎝ほどです。
背面は黒褐色で、腹面は赤橙色に黒斑があります。
また、雄の尾の側面は紫青色です。
「アカハライモリ」の別名には「ニホンイモリ」があります。
さらに、「アカハライモリ」の英名は「Japanese newt」です。
「サンショウウオ」とは?
「サンショウウオ(山椒魚・鯢)」とは、両生綱有尾目(サンショウウオ目)サンショウウオ上科に属している動物の総称を意味しています。
「サンショウウオ」は皮膚呼吸で、常に皮膚が湿っている必要があります。
細長い体で、全長は4㎝〜150㎝、中でも、「オオサンショウウオ」は大きく、50㎝〜150㎝くらいあります。
「サンショウウオ」には、「椒魚(はじかみいお)」などの別名があります。
そして、「サンショウウオ」は英語で「Salamander」、「newt」などと表記します。
「イモリ」と「サンショウウオ」の違い
「イモリ」と「サンショウウオ」の違いを、分かりやすく解説します。
「イモリ」の皮膚はざらざらしていて、毒があります。
一方、「サンショウウオ」はつるっと滑らかで、毒はありません。
また、「サンショウウオ」の方が地味な色をしています。
「イモリ」と「サンショウウオ」にはこれらのような違いが見られます。
まとめ
今回は「イモリ」と「サンショウウオ」の意味や違いなどについてご紹介してきました。
「イモリ」と「サンショウウオ」、それぞれの言葉の意味や違いを知ることで、より適切に使えるようになるでしょう。