「大小」と「規模」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「大小」と「規模」の違いとは?違い

この記事では、「大小」「規模」の違いを分かりやすく説明していきます。

「大小」とは?

大小とは、大きいことと小さいことをさしている言葉です。

モノの大きさだけでなく、出来事に関しても大小を使った表現がされています。

例えば「事の大小に関係なく報告は必要だ」などで使われます。

多いか少ないかという意味でも「大小」であらわすことがあります。

大小は、大きさやサイズ、面積、長さ、寸法などの言い換えができるため、これらの大きなものと小さなものを同時に表す際には、使われています。

大きいものと小さいものが混在している場合に「大小さまざま」というような使われ方もされています。


「規模」とは?

規模とは、モノの仕組みや内容などの大きさをさしていて、そのものごとの構造を意味します。

また、手本や模範という意味や、根拠や証拠という意味でも使われることがあります。

「大規模な」「小規模な」というようによく使われていて、ビジネスシーンでもよく使われる言葉です。

「大規模なイベント」「小規模な施設」などのように使います。


「大小」と「規模」の違い

「大小」「規模」の違いを、分かりやすく解説します。

大小も規模も大きさをあらわす際に使われている言葉ですが、モノに関してあらわす場合は、「大小」が使われることが多いです。

「規模」は、出来事や内容の大きさ、仕組みなどをあらわしているので、モノのサイズをあらわす際は使いません。

「大小」の例文

・『テーブルの上には大小さまざまな食器が並んでいます』
・『大小さまざまなケーキがショーケースの中に並べられている』

「規模」の例文

・『大規模な路上パレードが開催され、通行止めとなった』
・『かなり小規模な店舗なので、すぐに満席になってしまう』

まとめ

「大小」「規模」の違いをご説明しました。

大小は大きさ、規模は仕組みや内容についてをあらわしているという違いがあるので、使い分けしましょう。

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