この記事では、「智辯和歌山」と「智弁学園」の違いを分かりやすく説明していきます。
「智辯和歌山」とは?
「智辯和歌山」は「ちべんわかやま」と読みます。
正式には「智弁学園和歌山高等学校」になります。
和歌山県和歌山市冬野にある私立高校で、宗教法人辨天宗を母体としている仏教高になります。
1978年に創立しました。
高校野球の甲子園大会常連として知られていて、野球部の白と赤のユニフォームが印象的です。
1987年夏の大会に初出場を果たし、それ以来、和歌山代表といえば、「智辯和歌山」というくらい、独占的に出場を続け、春と夏に優勝を成し遂げています。
「智弁学園」とは?
「智弁学園」は、「ちべんがくえん」と読みます。
奈良県五條市野原中に所在する高校で、宗教法人辨天宗を母体としている仏教高になります。
1965年に創立しました。
1968年に夏の甲子園大会に出場してから、甲子園の常連校となり、奈良代表といえば「智弁学園」と言われるほどの強豪校として知られています。
2016年には春の甲子園大会で初優勝を成し遂げています。
「智辯和歌山」と「智弁学園」の違い
「智辯和歌山」と「智弁学園」の違いを、分かりやすく解説します。
どちらも、宗教法人辨天宗を母体とした高校で、兄弟校になります。
甲子園の常連校として知られている点も同様です。
ユニフォームがそっくりなので、2校が対戦すると、同じ高校が紅白戦をしているように見えるほどです。
しかし、「智弁和歌山」は、和歌山県になる高校で、「智弁学園」は、奈良県にある高校という大きな違いがあります。
また、「智弁学園」が、1965年創立なのに対して、「智辯和歌山」は、1978年創立という違いもあります。
まとめ
「智辯和歌山」と「智弁学園」の違いについて見てきました。
2つの高校は母体が同じ兄弟校なので、共通点がとても多くなっています。
しかし、「智辯和歌山」の所在地は和歌山で、「智弁学園」の所在地は奈良という大きな違いがあることを覚えておきましょう。