「本当の意味」と「真意」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「本当の意味」と「真意」の違いとは?違い

この記事では、「本当の意味」「真意」の違いを分かりやすく説明していきます。

「本当の意味」とは?

「本当の意味」とは、「偽りや見せかけなどではない本当の内容」または「表面には出ていない裏に隠された実際の意味」などという意味合いで使われている言葉です。

「外見上だけでは分からないような意味合い」あるいは「表だって見せていない本当の顔」などというニュアンスで使われている語句で、「本心」ないし「本音」などという語と似たような意味で使用されています。


「真意」とは?

「真意」とは、「口には出していない本当の気持ち」もしくは「裏に隠された真実」などという意味合いで使われている文言です。

「自らの意向」または「本当の心持ち」などという意味合いで使われており、「人には言いにくい実際の希望」あるいは「主旨」などという語句と同じようなニュアンスで用いられている文言です。


「本当の意味」と「真意」の違い

「本当の意味」「真意」は、どちらの言葉も「実際の心の中」などという意味合いで使われている同じような意味をもっている語句です。

「その言葉の本当の意味は」および「その言葉の真意は」などという同様の使い方ができる文言ですが、「真意」の方が「本当の意味」よりも少々硬めの印象を与える表現なので、ビジネスシーンなどには適している語句と言えるでしょう。

「本当の意味」の例文

・『私の上司は本当の意味で責任者と言える働きをしています』
・『確信犯の本当の意味は、自分が正しいと信じて(実際には)悪いことを行ってしまうということです』

「真意」の例文

・『昨夜遅くに彼女から言われた言葉の真意がまったく分かりません』
・『まずは競合他社の真意を探るべきでしょう』

まとめ

「本当の意味」「真意」は、どちらも「裏にある実際の意味」などという意味合いで使われている言葉です。

使用する際にはそれぞれの語句がもっている微妙なニュアンスの違いに注意をしながら場面や状況などに応じて上手に使い分けるようにしましょう。

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