この記事では、「好意を抱く」と「好意を寄せる」の違いを分かりやすく説明していきます。
「好意を抱く」とは?
「好意を抱く」は「こういをいだく」と読みます。
意味は、「心の中で、相手を好ましく思う感情を持つ様になること」です。
「好意を抱く」の言葉の使い方
「好意を抱く」は動詞として「好意を抱く・抱いた」と使われることが多くなります。
「好意+を+抱く」で成り立っている語で、「好意」は「その人を親しみや好ましく思う気持ち」「愛情の初期段階における感情」という意味です。
「を」は助詞、「抱く」は「腕でかかえ持つ」から転じて「ある考えや感情をもつ」という意味、「好意を抱く」で「心の中にその人を親しみ好ましく思う感情が湧くこと」になります。
「好意を寄せる」とは?
「好意を寄せる」は「こういをよせる」と読みます。
意味は「相手に向けて好ましく思う感情を持つ様になること」です。
「好意を寄せる」の言葉の使い方
「好意を寄せる」は動詞として「好意を寄せる・寄せた」と使われることが多くなります。
「好意+を+寄せる」で成り立っている語で「好意」は「その人を親しみや好ましく思う気持ち」「愛情の初期段階における感情」という意味、「を」は助詞、「寄せる」は「近づく」から転じて「愛情・興味・好意などの気持ちを向ける」という意味、「好意を寄せる」で「その人に向けて親しみや好ましく思う感情を持っていること」になります。
「好意を抱く」と「好意を寄せる」の違い
「好意を抱く」は「心の中にその人を親しみ好ましく思う感情が湧くこと」です。
「好意を寄せる」は「その人に向けて親しみや好ましく思う感情を持っていること」です。
「好意を抱く」の例文
「好意を抱く」の例文は以下の通りです。
・『初対面の人に好意を抱く』
・『仕事を教えてくれた先輩に好意を抱く』
「好意を寄せる」の例文
「好意を寄せる」の例文は以下の通りです。
・『入社した日から上司に好意を寄せる』
・『好意を寄せる相手とツーショットになる』
まとめ
今回は「好意を抱く」と「好意を寄せる」について紹介しました。
それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。