拳銃や小銃などで使われる照準器、いわゆるサイトにはさまざまな種類のものがあります。
その中でも現在主流になっているのが「ホロサイト」と「ドットサイト」というものです。
それでは、この「ホロサイト」とはどういう意味でしょうか。
また、「ドットサイト」とは、どう違うのでしょうか。
この記事では、「ホロサイト」と「ドットサイト」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ホロサイト」とは?
「ホロサイト」とは、銃器で使用される照準器のタイプの一つであり、英語では「 holographic sight 」というものです。
スコープの中で、ホログラフィックを利用したレンズにレーザーで照射したレティクルと呼ばれる丸いマークを表示することによってターゲットに照準を合わせることができます。
「ドットサイト」とは?
「ドットサイト」とは、銃器で使用される照準器の一つで、「ダットサイト」とも呼ばれ、英語の「dot sight」をカタカナ表記したものです。
スコープの中にLEDで発光するレティクルを表示させて照準を合わせる機構を持つものです。
「ホロサイト」と「ドットサイト」の違い
「ホロサイト」と「ドットサイト」の違いを、分かりやすく解説します。
この2つの言葉は、実銃やサバゲなどで使用するトイガンでターゲットを狙うために使用する照準器の種類であることは同じですが、構造が違います。
この2つの違いを最も簡単に説明するなら、照準に使うレティクルを作り出すのがレーザーなのが「ホロサイト」でLEDなのが「ドットサイト」ということになります。
見た目としては、サイトの中に赤い小さな輪が見えるので、それをターゲットに合わせて引き鉄を引くということは変わりませんが、「ホロサイト」は斜めからでも見え、動きながらの照準も比較的容易であることが特徴となっています。
まとめ
この記事では、「ホロサイト」と「ドットサイト」の違いを、解説してきました。
最近ではサバイバルゲームの世界でも「ホロサイト」がよく使われるようになっていますが、実銃で使用されるものとは機構も値段も違うので、「ドットサイト」よりは合わせやすいですが、精密射撃には向かないでしょう。