この記事では、「foreign」と「abroad」の違いを分かりやすく説明していきます。
「foreign」とは?
“foreign”の意味は以下の通りです。
1つ目は「外国の」「外国人の」という意味で、海外の製品や海外から来た人のことを言います。
2つ目は「対外的な」という意味で、海外との対応のことを言います。
3つ目は「外国の法律による」という意味で、州や国による法律が違うことを言います。
4つ目は「見慣れない」「なじみのない」という意味で、今まで経験したことのない様子を言います。
5つ目は「異質の」という意味で、外部から侵入した違うもののことを言います。
上記に共通するのは「外側から入ってくる」という意味です。
「foreign」の使い方
“foreign”は「外国の」「外国人の」「対外的な」「外国の法律による」「見慣れない」「異質の」などの意味で使われます。
形容詞として使われ、「外国人」という名詞は人を表す「-er」を付けて“foreigner”になります。
基本的に、外国のものや異質なものなど、自分とは異なるものに対して使われる言葉です。
「abroad」とは?
“abroad”の意味は以下の通りです。
1つ目は「外国に」「海外に」という意味で、外国に向かうことを言います。
2つ目は「広く」「知れわたって」という意味で、噂や思っていることなどが広まることを言います。
3つ目は「戸外で」「野外で」という意味で、外に出ている状態を言います。
4つ目は「見当違いで」「間違って」という意味で、的外れな様子を言います。
上記に共通するのは「外に向かっている」という意味です。
「abroad」の使い方
“abroad”は「外国に」「海外に」「広く」「知れわたって」「戸外で」「見当違いで」などの意味で使われます。
副詞として使われ、「外国に」という意味があるので、「外国行く」という場合は“go abroad”で良く、「to」はいりません。
基本的に、外国や屋外など、今いる地点よりも外に向かう時に使われる言葉です。
「foreign」と「abroad」の違い
“foreign”は「外国の」「異質なもの」という意味です。
“abroad”は「外国に」「外に向かって」という意味です。
「foreign」の例文
・『I want to speak a foreign language. 』(外国語を話せる様になりたい)
・『I am studying about a culture of foreign country. 』(私は海外の文化について勉強している)
・『He has a big foreign car. 』(彼は大型の外国車を持っている)
「abroad」の例文
・『I want to go abroad. 』(外国に行きたい)
・『The gossip got abroad. 』(噂が広まった)
・『He was sent abroad. 』(彼は海外に派遣された)
まとめ
今回は“foreign”と“abroad”について紹介しました。
“foreign”は「外国の」「異質なもの」、“abroad”は「外国に」「外に向かって」と覚えておきましょう。