この記事では、“freedom”と“liberty”の違いを分かりやすく説明していきます。
「freedom」とは?
“freedom”の意味は以下の通りです。
1つ目は「自由」という意味で、支配や制約を受けずに行動できる状態を言います。
2つ目は「使い放題」という意味で、あるものを好きなだけ使える状態を言います。
3つ目は「遠慮のなさ」「気まま」という意味で、思いのままふるまう様子を言います。
4つ目は「免除」「解放」という意味で、義務や規制などから解き放たれることを言います。
5つ目は「市民権」「公民権」という意味で、当然持っている権利のことを言います。
上記に共通するのは「制約を受けずに行動できる」という意味です。
「freedom」の使い方
“freedom”は「自由」「使い放題」「遠慮のなさ」「免除」「解放」「市民権」などの意味で使われます。
名詞として使われ、形容詞形は“free”で「自由な」「気ままな」「自発的な」「遠慮のない」などの意味があり、「フリードリンク」など日本語にもなっています。
基本的に、最初から解放されていて、自由にふるまえる環境である時に使われる言葉です。
「liberty」とは?
“liberty”の意味は以下の通りです。
1つ目は「自由」「独立」という意味で、暴力や圧力などで支配されることから自由になることを言います。
2つ目は「勝手」「無礼な言動」という意味で、相手に対して失礼なふるまいをすることを言います。
3つ目は「特権」「特典」という意味で、ある立場の人に与えられる特別なはからいのことを言います。
4つ目は「出入り自由」という意味で、権利として与えられた出入り・使用の自由のことを言います。
上記に共通するのは「抑圧からの解放」という意味です。
「liberty」の使い方
“liberty”は「自由」「独立」「勝手」「無礼な言動」「特権」「出入り自由」などの意味で使われます。
名詞として使われ、「自由の女神像」は“the Statue of Liberty”と呼ばれています。
基本的に、抑圧された状態から勝ち取った自由に対して使われる言葉です。
「freedom」と「liberty」の違い
“freedom”は「元々与えられている自由な環境」という意味です。
“liberty”は「抑圧された状態から勝ち取った自由な環境」という意味です。
「freedom」の例文
・『We have a freedom of religion. 』(我々には信仰の自由がある)
・『Money cannot buy freedom. 』(お金で自由は買えない)
・『I want to get more freedom. 』(もっと自由になりたい)
「liberty」の例文
・『You are at liberty to go. 』(好きに行っていいんだよ)
・『They set the prisoner at liberty. 』(彼らは囚人を解放した)
・『I take the liberty to tell you. 』(失礼ながら話させて頂きます)
まとめ
今回は“freedom”と“liberty”について紹介しました。
“freedom”は「自由な状態」、“liberty”は「勝ち得た自由」と覚えておきましょう。