この記事では、“occur”と“happen”の違いを分かりやすく説明していきます。
「occur」とは?
“occur”の意味は以下の通りです。
1つ目は「起きる」「生じる」という意味で、自然発生的に起きることを言います。
2つ目は「心の中に浮かぶこと」という意味で、何かを思いつくことを言います。
3つ目は「出てくる」「見出される」という意味で、その中に何かが存在することを言います。
上記に共通するのは「あることが偶然に発生する」という意味です。
「occur」の使い方
“occur”は「起きる」「生じる」「心の中に浮かぶ」「出てくる」という意味で使われます。
自動詞としてつかわれ、名詞形は“occurrence”で、「起きること」「発生」「事件」という意味になります。
基本的に、あることが自然に、または偶然に事に発生することに使われる言葉です。
“happen”との違いは、自然災害などの現象が発生する時に使われるという点です。
「happen」とは?
“happen”の意味は以下の通りです。
1つ目は「起きる」「生じる」という意味で、偶然何かが起きることを言います。
2つ目は「偶然~する」という意味で、たまたまあることをすることを言います。
3つ目は「良くなことが起きる」という意味で、事故や故障など災難が起きることを言います。
上記に共通するのは「予測していないことが起きる」という意味です。
「happen」の使い方
“happen”は「起きる」「生じる」「偶然~する」「良くないことが起きる」という意味で使われます。
自動詞として使われ、名詞形は“happening”で「出来事」という意味になり、「ハプニング」と日本語にもなっています。
基本的に、全く予測していなかったことが起きることに使われます。
“occur”との違いは、意外なことやよく分からないことが起きる時に使われるという点です。
「occur」と「happen」の違い
“occur”は「自然現象など、あるものごとが発生すること」という意味です。
“happen”は「予測できないことや、よく分からないことが起きること」という意味です。
「occur」の例文
・『A big earthquake occurred in Japan this morning. 』
(今朝日本で大地震があったそうだ)
・『A feeling of lonliness occurred to me. 』
(さみしい感情が生じた)
・『I feel some accident will occur to me today. 』
(今日は自分に何かしら事件が起きそうな気がする)
「happen」の例文
・『What happen?』
(どうしたの?)
・『I happened to see my boyfriend at the station yesterday. 』
(昨日偶然駅で彼氏に会った)
・『I cannot tell you what will happen the next. 』
(次に何が起きるか分からないよ)
まとめ
今回は“occur”と“happen”について紹介しました。
“occur”は「ある現象が発生すること」、“happen”は「意外なことが起きること」と覚えておきましょう。