この記事では、“while”と“during”の違いを分かりやすく説明していきます。
「while」とは?
“while”の意味は以下の通りです。
1つ目は「~している間に」という意味で、何らかの動作が続いている状態を言います。
2つ目は「~している限り」という意味で、何らかの動作が続いていることを条件にした仮定や結論を表します。
3つ目は「~のに対して」「ところが一方」という意味で、前半と後半で意味が変わることを表します。
上記に共通するのは「2つ以上のものごとが並行する」という意味です。
「while」の使い方
“while”は「~している間に」「~している限り」「~のに対して」「ところが一方」などの意味で使われます。
接続詞として2つの文節をつなげる時に使われたり、名詞として「時間」「しばらくの間」という意味で使われます。
基本的に、あるものごとが進んでいる間に、別のものごとも生じている時に使われる言葉です。
「during」とは?
“during”の意味は以下の通りです。
1つ目は「~の間中」「~を通じて」という意味で、ある期間中続いていることを言います。
2つ目は「~の間に」という意味で、ある期間中に他のものごとが生じることを言います。
3つ目は「~の間のいつか」という意味で、特定の期間中のある時点に何かが起きるこ、とを言います。
上記に共通するのは「ある時間の中」という意味です。
「during」の使い方
“during”は「~の間中」「~を通じて」「~の間に」は「~の間のいつか」などの意味で使われます。
前置詞として使われ、名詞形は「duration」になり「持続期間」「継続期間」などの意味があります。
基本的に、ある時間や期間の間に生じることで、後にはその時間や期間を表す意味の名詞が続きます。
「while」と「during」の違い
“while”は「何かをしている間に別のことが行われること」という意味です。
「during」は「ある期間中に何かが行われること」という意味です。
「while」の例文
・『While I was out, he came to see me. 』(私が外出中に彼が訪ねてきた)
・『While I was sleeping, the game was over. 』(私が寝ている間に試合が終わっていた)
・『I was taking a walk for a while. 』(私はしばらく間散歩した)
「during」の例文
・『During his absence, I will handle it. 』(彼が休みの間は私がやります)
・『I want to lose weight during summer vacation. 』(夏休みの間にやせたい)
・『He got hurt during work. 』(彼は仕事中にケガした)
まとめ
今回は「while」と「during」について紹介しました。
“while”は「何かをしている間」、“during”は“何かの期間中”と覚えておきましょう。