この記事では、“bowl”と“ball”の違いを分かりやすく説明していきます。
「bowl」とは?
“bowl”には、5つの意味があります。
1つめは、ある程度の深さのある鉢です。
ホットケーキを作るとき、ホットケーキミックスと卵、牛乳を混ぜます。
このとき、ある程度の深さがある容器を使用しますが、この容器が“bowl”です。
皿よりも深さがあるものを指しています。
日本人はご飯を食べるときには、平皿ではなくある程度の深さがある容器を使用します。
この容器も“bowl”です。
2つめは、丸くへこんだ部分です。
スプーンは丸くへこんでいます。
丸くへこんでいるからこそ、その部分で液体などをすくうことができます。
噴水の水盤も丸くへこんでいます。
こういったへこんでいるものを指す言葉です。
3つめは、酒宴や宴会のことです。
4つめは、円形競技場のことです。
競技場は運動能力や技術を競う場所で、“bowl”は特に円形のものを指しています。
5つめは、湾曲した線のある活字です。
“a”や“b”などがこれにあたります。
「bowl」の使い方
日本人が日常的に「ボウル」という場合、深さのある鉢のことを指して使用しています。
主に料理に使うものです。
ホットケーキミックスを混ぜる、ハンバーグのたねを混ぜる、じゃがいものとマヨネーズを混ぜるなどするときに、深さのある鉢が使用されます。
この鉢のことを指して使用する言葉です。
“bowl”には複数の意味がありますが、ほどんどの意味に曲線を描いているという意味が含まれており、曲線を描いているものを指して使用する言葉です。
「ball」とは?
“ball”には、2つの意味があります。
1つめは、球のことです。
野球をするときには球を使用します。
サッカーをするときにも球を使用します。
こういった運動に使用する球のことを指しています。
また、投げたり打ったりした球のことも意味しています。
速球やファールボウルなどです。
野球に“ball”を使用するため、“play ball”というと野球を始めるという意味になります。
もう一つの意味は、球の形状をしているものです。
月見団子は丸い形をしています。
銃弾の中には丸い形をしたものがあります。
こういった丸い形をしているものを指しています。
「ball」の使い方
日本人同士で「ボール」というときには、野球やサッカーなどに使用する球のことを指して使用されています。
“ball”は球や球のような形をしているものを指して使用する言葉です。
「bowl」と「ball」の違い
日本語風に読むと“bowl”は「ボウル」で、“ball”は「ボール」です。
音は似ていますが、意味は異なります。
“bowl”は鉢のようにへこんでいるものを指し、“ball”は球のように丸くふくらんでいるものを指しています。
まとめ
日本語風に読むと音が似ていますが、英語では2つもののが指しているものは異なります。
鉢のことと、球のことで、意味が違う言葉です。
