この記事では、“borrow”と“lend”の違いを分かりやすく説明していきます。
「borrow」とは?
“borrow”という英単語が持つ意味は日本語では「借りる」「借り入れる」になり、お金や物を借りることです。
借りるのは無料でまた本来の持ち主に返すのが“borrow”です。
“消しゴムを貸してください”は英語なら“Can I borrow your eraser?”となります。
また「お母さんから50ドル貸してもらった」は“I borrowd $50 from my mother. ”となります。
さて、無料で借りる“borrow”とは違いお金を支払い借りる時には“hire”を使います。
日本語では送迎のタクシー「ハイヤー」と呼びますが、これはこの“hire”のことです。
お金を支払い車と運転手を借りていると考えてください。
「lend」とは?
“lend”は日本語では「貸す」「貸し出す」という意味で、他の誰かに無料で物やお金を貸す時に使います。
この時は返してもらうことが前提になります。
「消しゴムを君に貸してあげる」は“I lend my eraser to you”で、「お母さんが僕に50ドルを貸した」は“My mother lent $50 to me. ”となります。
また無料で貸すのではなく、物や車など料金を取って貸す時には「rent」を使います。
ちなみに外来語の「レンタカー」は“rent a car”です。
また土地や建雄物を有料で貸す場合には“lease”を使います。
この英語も外来語の「リース」としてよく耳にします。
「borrow」と「lend」の違い
“borrow”と“lend”の違いを、分かりやすく解説します。
“borrow”と“lend”の使い方を間違える人がいますが、“borrow”は借りる“lend”は貸すと頭に入れておきましょう。
もし“borrow”を使って自分が誰かに何かを貸してあげると表現したいなら、主語を借りる人にします。
例を挙げると「自分がJackに本を貸してあげる」を「Jackが私から本を借りる」にして“Jack borrow my book. ”とするのです。
また“lend”を使って自分がJackから本を借りると表現したいなら主語をJackにして“Jack lend his book to me. ”とします。
ちなみに“Can I borrow your book?”は“Can you lend your book to me?”は内容的には同じになります。
主語の人物からの目線で“borrow”か“lend”を使います。
まとめ
“borrow”と“lend”の使い方を間違える人がいますが、主語に注目してその主語の人物が「貸す」立場なのか「借りる」立場なのかを明確に理解すると、このふたつの単語を正しく使えるようになります。
また“hire”、“rent”、“lease”のように、有料で借りたり貸したりする場合に使う単語もあるので、“borrow”や“lend”混同しないように気をつけましょう。