この記事では、“singer”と“musician”の違いを分かりやすく説明していきます。
「singer」とは?
“singer”の意味は以下の通りです。
1つ目は「歌手」「歌い手」という意味で、声楽家やバンドのボーカルなど、歌を歌う人のことを言います。
2つ目は「鳴き鳥」という意味で、鳴き声を聞く為に飼っている鳥のことを言います。
3つ目は「詩人」という意味で、昔のヨーロッパにいた吟遊詩人のことを言います。
上記に共通するのは「声を出して歌う」という意味です。
「singer」の使い方
“singer”は「歌手」「歌い手」「鳴き鳥」「詩人」という意味で使われます。
名詞として使われ、動詞形は“sing”になり、「歌を歌う」「さえずる、鳴く」「風がひゅーひゅー音を立てる」「詩を作る」「歌を詠む」などの意味があり、「シンガー」と日本語にもなっています。
「-er」は「~する人」という意味の接尾辞で、“drummer”“writer”などと使われます。
基本的に、メロディーに合わせて歌う人に対して使われる言葉です。
「musician」とは?
“musician”の意味は以下の通りです。
1つ目は「音楽家」という意味で、楽器を演奏したり歌を歌ったりする職業の人を言います。
2つ目は「作曲家」という意味で、楽曲を作って人に提供する職業の人を言います。
3つ目は「指揮者」という意味で、楽団を取りまとめる人のことを言います。
上記に共通するのは「音楽を作る職業」という意味です。
「musician」の使い方
“musician”は「音楽家」「作曲家」「指揮者」という意味で使われます。
名詞として使われ、元は“music”という名詞で「音楽」「楽曲」「楽譜」などの意味で使われ、「ミュージック」「ミュージシャン」と日本語にもなっています。
「-cian」は「~を職業とする人」という意味の接尾辞で、“magician”“politician”などがあります。
基本的に、楽器を演奏する・しないに関わらず、音楽を作り上げる職業の人に対して使われる言葉です。
「singer」と「musician」の違い
“singer”は「歌を歌う人」という意味です。
“musician”は「音楽を作り上げる職業」という意味です。
「singer」の例文
・『She is a good singer. 』
(彼女は素晴らしい歌手だ)
・『I’m a singer of a band. 』
(私はバンドのボーカルです)
・『He is a singer of our band. 』
(彼は私のバンドのボーカルです)
「musician」の例文
・『He is a misician. 』
(彼は音楽家です)
・『I want to be a famous musician. 』
(私は有名な音楽家になりたい)
・『It is not easy to become a professional musician. 』
(プロの音楽家になるのは簡単ではないよ)
まとめ
今回は“singer”と“musician”について紹介しました。
“singer”は「歌い手」、“musician”は「音楽家」と覚えておきましょう。