この記事では、“that”と“whom”の違いや使い方を分かりやすく説明していきます。
「that」とは?
最初に“that”の意味をご説明致します。
“that”とは、「その~」や「あちらの~」を指しているのです。
また、「あの」「例の」という表現にも用いられます。
「whom」とは?
次に“whom”の意味を解説していきます。
“whom”とは、「誰に~」や「誰を~」を表現している英語になります。
そして「~するところの人」や「その人が~」などを指すときにも使えるのです。
「that」と「whom」の違いとは?
この項目においては、“that”と“whom”の違いを取り上げてみましょう。
「that」の場合は、「その~」「あの~」という表現が必要な時に使います。
その他にも、「あちらの~」や「例の」などにも使うことが可能です。
“whom”の方は、「誰を~」「誰に~」など他人を指すときなどに用いられる単語になります。
そして「その人が~」や「~するところの人」など、他人が何かしようとしているときなどを、表現しているのです。
「that」と「whom」の使い方の違い
ここでは“that”と“whom”の使い方の違いを説明します。
「that」を使うときは、「その~」や「あの~」などと対象のものを表現する時に使います。
また、「例の~」「あちらの~」などと人やものを指すときにも使えるのです。
“whom”の場合は、他人や他人が何かしようとしているときに、使うことが多いものです。
基本的に、「誰に~」や「~するところの人が」などです。
それでは使い方を見てみましょう。
前者の使い方
「I want that house」(あの家が欲しい)
後者の使い方
「I’m wondering whom to hire」(誰を雇うべきか悩んでいる)
「that」を使った例文
それでは「that」を使った例文を書いていきます。
・『I need that document』(その書類が必要なのです)
・『That car used to be expensive, but now it’s completely cheaper』(あの車は昔高かったが、今ではすっかり安くなってしまった)
・『I want to see that product』(あちらの商品を見てみたい)
・『Where is that person now』(あの人は今どこにいるのだろう)
「whom」を使った例文
最後の項目において、「whom」を使った例文を書きます。
・『I know whom he is talking about』(彼が誰のことを言っているのかはわかります)
・『Someone might have thrown away the trash』(誰かがゴミを捨ててくれたのだろう)
文法的に、「Someone」を使いました。
・『It’s hard to get the person whom was the former boss . . . 』(かつての上司だったその人を、手にかけることになるなんて・・・)
・『Pigs can tell whom is the owner』(豚は誰かが飼い主か判別できるのです)
まとめ
まとめとして“that”は、「その」や「あの」などを指しております。
また、「あちらの~」、「例のもの~」から分かるように、対象の人やものを指します。
“whom”の方は、「誰を~」や「その人が~」などの他人を指す時に使うものです。