この記事では、“teached”と“taught”の違いを分かりやすく説明していきます。
「teached」とは?
“teached”という英語はありません。
過去を表すときには、動詞の現在形に“ed”をつけます。
“teached”は“teach”に“ed”をつけた形なので、“teach”の過去形のように感じますが、そうではないのです。
“teach”には、教えるという意味があります。
人に学科などを教える、人や動物に何かのやり方を教えるという意味です。
これを過去形にすると、「教えた」という意味になります。
英語で「教えた」と過去を表すときには、“ed”をつけるのではなく、“taught”を使用します。
英単語の中には現在形に“ed”をつけて過去を表すものと、不規則に形を変えるものとがあります。
“teached”は後者の英単語です。
「teached」の使い方
“teached”という言葉はないので、使用されることはありません。
“teach”の過去形を表すために“teached”に形にしたいところですが、このような言葉はないのです。
「taught」とは?
“taught”は“teach”の過去形・過去分詞です。
過去形とは、過去を表す言葉のことです。
日本語の場合でいうと、「行く」を過去形にすると「行った」になり、「話す」を過去形にすると「話した」になります。
このように、日本語の場合は動詞の最後に「た」をつけると過去を表すことができます。
英語の場合は、動詞の現在形に“ed”をつけて過去を表すのですが、中にはそうでない言葉があります。
“teach”もそういった言葉で、“ed”をつけて“teached”とするのではなく、過去を表すときには“taught”とします。
これで現在よりも前の時点を表すことができます。
過去分詞とは、完了や受け身を表す分詞の一つです。
完了とは、すでにすっかり終わっていることです。
今も終わっていることを表しています。
受け身とは、他からの働きかけのことです。
「taught」の使い方
今よりも前の時点を表すとき、すでに終わっていることを表すとき、受け身を表すときに使用をします。
過去形として使うと、「兄がサッカーを教えてくれた」「犬におすわりを教えた」などの表現ができます。
「teached」と「taught」の違い
教えるという意味を持つ“teach”と関係している言葉です。
“teached”は“teach”の過去形のように感じますが、このような言葉はありません。
今よりも前の時点を表すときには、“ed”をつけるのではなく、“taught”とします。
“taught”は“teach”の過去分詞でもあります。
まとめ
どちらも“teach”に関係する言葉です。
過去を表していそうな“teached”ですが、このような言葉はありません。
過去を表すときには、もう一方の言葉を使用します。