「nothing」と「anything」の違い(difference)とは?英語を分かりやすく解釈

「nothing」と「anything」の違い英語

この記事では、“nothing”“anything”の違いを分かりやすく説明していきます。

「nothing」とは?

“nothing”の意味は以下の通りです。

1つ目は「何もない」「何もしない」という意味で、何も存在しない様子を言います。

2つ目は「空であること」「無であること」という意味で、中身がないことを言います。

3つ目は「つまらないこと」「無価値なこと」という意味で、意味のないことを言います。

4つ目は「少しも~でない」「決して~でない」という意味で、全くその様子がないことを言います。

5つ目は「~でもなんでもない」という意味で、前の言葉を打ち消す言葉です。

上記に共通するのは「全くない」という意味です。


「nothing」の使い方

“nothing”「何もない」「空であること」「つまらないこと」「少しも~でない」「~でもなんでもない」などの意味で使われます。

名詞・副詞として使われ、前後の意味を打ち消す意味があり、肯定文として使われることが多くなります。

基本的に、そもそも何もない、何も存在しないという時に使われ、一言だけでも使えます。


「anything」とは?

“anything”の意味は以下の通りです。

1つ目は「何か」という意味で、断定できないけれども何かある様子を言います。

2つ目は「何も」という意味で、あるものの存在を見いだせない様子を言います。

3つ目は「何でも」という意味で、特にこだわりなく幅広く対応する様子を言います。

上記に共通するのは「何か存在する」という意味です。

「anything」の使い方

“anything”は、「何か」「何も」「何でも」という意味で使われます。

代名詞として使われ、“anything but”「~どころではない」「~の他なら何でも」として使われることが多くなります。

基本的に、何かあるはずだけれどもその時点でははっきりしていない時に使われる言葉です。

「nothing」と「anything」の違い

“nothing”「そもそも何もない、存在しない」という意味です。

“anything”「今はなくても何かある、存在している」という意味です。

「nothing」の例文

・『See nothing, hear nothing, say nothing. 』(見ざる、聞かざる、言わざる)
・『It’s better than nothing. 』(何もないよりはマシだ)
・『Nothing was left there. 』(そこには何も残されていなかった)

「anything」の例文

・『Anything else?』(他に何かありますか?)
・『Please feel free to ask me anything. 』(気軽に何でも聞いて下さい)
・『I don’t need anything now. 』(今は何もいらないよ)

まとめ

今回は“nothing”“anything”について紹介しました。

“nothing”「何もない」“anything”「何かある」と覚えておきましょう。

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