「嫌い」と「苦手」の英語の違い(difference)とは?英語を分かりやすく解釈

「嫌い」と「苦手」の英語の違い英語

この記事では、「嫌い」「苦手」の違いを分かりやすく説明していきます。

「嫌い」の英語

「嫌い」という英語は、hateという言葉を使用することで単純に嫌いであると言い切れます。

もしくは、相手の意見に対して否定をすることでも嫌いということを言い切ることができます。

例を挙げれば、I don’t likeとすれば、この後に続くものを嫌いであると言えるのです。

なお、否定しての嫌いの方がニュアンス的にはやわらかく、hateは大嫌いであるとなります。


「嫌い」の英語の使い方

「嫌い」という英語の使い方は、相手の意見に対してどうであるかを述べた結果相手側が嫌いであることを認識するために使用する英文です。

例えば、don’t likeは相手の意見に対して何が嫌いであるかを述べており、これを大嫌いであるとする場合hateを使用することで好きではないことを伝えることができるのです。


「苦手」の英語

「苦手」という英語は、そこまで苦手ではないという言い方や、自分の好みではないなどの言い回しが可能です。

例を挙げれば、自分の好みではないとする場合、not my thingを使用すれば自分の好みではないとやんわり苦手であると言えます。

「苦手」という英語はやんわりと得意ではない分野であると述べる際に使用することができる英文が多いです。

その為、嫌いと言いきれていない分言葉を受け取った側はどっちなんだろうと思う部分も多いのが難点で、同じような内容の英会話が繰り返されるのは嫌いであると言い切っていないが故です。

「苦手」の英語の使い方

「苦手」という英語の使い方は、相手の言葉に対して否定をしてかかるのではなくあえて聞き入れたうえであまり得意ではないと相手側に進言する際に使用します。

ただ、否定をしていないが故、言葉を受け取った側は何を聞き入れてもらえるかを詮索しますので似た様な質問が繰り返されるという問題が「苦手」という英語を使用することで起こり得ます。

「嫌い」と「苦手」の英語の違い

「嫌い」「苦手」の英語の違いは、完全に否定してかかるか、そうではないかです。

嫌いも苦手も実はnotやdon’tで否定をしていますが、完全に否定をしている物とそうではないものが存在します。

完全に否定したものを「嫌い」であると英語では解釈しますのでこちら側の否定は「苦手」よりも最も強く否定をしているのが違いです。

まとめ

「嫌い」「苦手」の英語の違いは、否定の度合いが異なります。

嫌いは、相手に対して強く否定することで好きではないことを伝えるため「苦手」のように遠回しに得意ではないと言わない点にあるのです。

その為、強く否定されたものは多くは話題を変えたりそれ以上話に踏み込まないのは相手側が強く否定しているためそれにかかわることは危険であると解釈するためです。

一方、「苦手」は、あくまでそんなに好きではないんだということを相手側は理解しますので、好きなものを探すために似た様な質問を繰り返す可能性が高くなります。

これは、日本語でも英語でも同じで、強く否定しないが故、相手側は人とのつながりを会話から求めた場合、同じような質問をしてしまう傾向にあるということです。

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