この記事では、“people”と“person”の違いを分かりやすく説明していきます。
「people」とは?
“people”の意味は以下の通りです。
1つ目は「人々」「世間の人たち」という意味で、一般の人々のことを言います。
2つ目は「国民」「民族」という意味で、ある国家に属している人々のことを言います。
3つ目は「住民」「地域民」という意味で、ある地域に住んでいる人々のことを言います。
4つ目は「平民」「庶民」という意味で、地位や階級のない一般の人々のことを言います。
5つ目は「労働者」「部下」という意味で、ある組織に属している人々のことを言います。
上記に共通しているのは「複数の人々」という意味です。
「people」の使い方
“people”は「人々」「国民」「住民」「平民」「労働者」などの意味で使われます。
名詞として使われ、他動詞として「~に人を住まわせる」「~を占める」「植民する」などの意味で使われ、「一般ピープル」など日本語にもなっています。
基本的に、単数形であっても複数扱いされ、一般大衆や国民など「人々」を表す言葉です。
「person」とは?
“person”の意味は以下の通りです。
1つ目は「人」「人間」という意味で、個人としての人のことを言います。
2つ目は「ヤツ」「者」という意味で、軽い気持ちである人を表すことを言います。
3つ目は「容姿」「風采」という意味で、ある人の人となりのことを言います。
4つ目は「登場人物」という意味で、劇や小説などに登場する人物のことを言います。
上記に共通するのは一人の人間など「ある個人」という意味です。
「person」の使い方
“person”は「人」「ヤツ」「容姿」「登場人物」などの意味で使われます。
名詞として使われ、形容詞形は“personal”になり、「個人の」「一身上の」「本人自らの」「個人的な」などの意味で使われ、「キーパーソン」「パーソナル」など日本語にもなっています。
基本的に、ある個人を表す時に使われる言葉です。
「people」と「person」の違い
“people”は「複数の人々・国民」という意味です。
“person”は「ある人・人間」という意味です。
「people」の例文
・『Most Japanese people eat rice everyday. 』(ほとんどの日本人が毎日お米を食べています)
・『Some people don’t know the name of Prime minister. 』(何人かの国民は総理大臣の名前を知らない)
・『A number of poeple gathered there. 』(多くの人々がそこに集まった)
「person」の例文
・『He is so polite person. 』(彼はすごく礼儀正しい人だ)
・『She is not a person to tell a lie. 』(彼女は嘘をつくような人ではない)
・『Which is a main person in this story?』(どっちがこの物語の主役ですか?)
まとめ
今回は「people」と「person」について紹介しました。
「people」は「人々」、「person」は「人」と覚えておきましょう。