“strange”と“weird”は「変な」「奇妙な」を意味する英単語ですが、細かなニュアンスが異なるため使い分けが必要です。
双方の詳しい意味や用法を学ぶことで、それぞれの単語をスムーズに使いこなせるようになりましょう。
この記事では、“strange”と“weird”の違いを分かりやすく説明していきます。
「strange」とは?
“strange”は主に形容詞として使用される単語で、「不思議な」「奇妙な」「変わった」「風変わりな」といった意味を持っています。
上記のほかに、「見慣れない」や「未知の」「不慣れな」などの意味で用いられることもあります。
「weird」とは?
“weird”は形容詞としてのみ使用される単語で、「奇妙な」「変な」「気味の悪い」「異様な」などの意味があります。
そのほかには、「超自然的な」「恐ろしい」「怪奇な」「怪しげな」といった意味で使われるケースもあります。
「strange」と「weird」の違い
“strange”と“weird”の違いは、主に言葉のニュアンスと使用されるシーンにあります。
ニュアンスとしては、“strange”が「見慣れない(聞き慣れない)」や「未知の」など物事に関する違和感を指す意味合いがあるのに対し、“weird”は「気味が悪い」「怪しげな」など表現しがたい不気味さを意味するするイメージです。
使用されるシーンとしては、“strange”は日常会話だけでなくフォーマルな場面でも使われますが、“weird”はくだけた表現になるため日常会話で多く使われます。
次に、“strange”と“weird”の違いを分かりやすく解説します。
「strange」の例文
“strange”は「不思議な」「変な」「未知の」物事を表現する際に使用します。
カジュアルやフォーマルを問わず様々な場面で活躍する単語です。
・“That’s very strange.”(それはとても不思議だ)
・“She is wearing a strange garment.”(彼女は不思議なデザインの衣服を身に付けている)
・“We saw something strange in the sea.”(私たちは海の中に奇妙なものを見た)
「weird」の例文
“weird”はカジュアルな表現になるため日常会話をメインに使用しましょう。
また、“weird”には「不気味」や「怪しさ」などマイナスなニュアンスも含まれています。
・“Don’t you think this miso soup tasted weird?”(この味噌汁変な味がしたと思わない?)
・“The town was covered in a weird silence.”(その街は気味の悪い静けさに包まれていた)
・“I can’t come to like his weird hairstyle.”(彼のヘンな髪型を好きになれない)
まとめ
“strange”と“weird”は類似した意味を持っていますが、“weird”の方にはネガティブな印象があるため注意が必要です。
二つの単語を使いこなして、英語表現力のレベルアップを狙いましょう。
ぜひ参考にして英語学習に役立ててください。