“image”と“imagine”は綴りのよく似た英単語ですが、細かな意味や使い方が異なるため使い分けが必要です。
両者の適切な用法を学んで、あらゆるシーンで難なく使いこなせるようにしましょう。
この記事では、“image”と“imagine”の違いを分かりやすく説明していきます。
“image”とは?
“image”は主に名詞として使われる単語で、「像」「偶像」「画像」「映像」「彫像」「聖像」などの意味があるほか、「姿」「印象」「象徴」「描写」といった意味も持ち合わせています。
また、ときに動詞として「像を作成する」「想像する」「映す」などの意味で使用されることもあります。
“imagine”とは?
“imagine”は動詞としての役割を持つ単語で、「想像する」「心に思い描く」「思い浮かべる」といった意味があります。
そのほか「思う」「推測する」などの意味で用いられることもあります。
語源はラテン語の「心に描く」だと伝えられています。
“image”と“imagine”の違い
“image”と“imagine”は何かを想像したり思い描いたりする際に使用する単語ですが、“image”が名詞で使用されることが多いのに対し、“imagine”は動詞としてのみ使用されます。
“image”には動詞としての役割もありますが、「想像する」「思い浮かべる」を表現する際は“imagine”を使うのが一般的です。
次に、“image”と“imagine”の違いを分かりやすく解説します。
“image”の例文
“image”は主に名詞で使われることが多く、「像」「画像」「彫刻」「姿」「印象」「象徴」「描写」などの意味で用いられます。
日本語として普及している「イメージ」の意味より範囲が広いことに注意しましょう。
・“She saw an image of Saint Paul.”(彼女は聖パウロの像を見た)
・“We will introduce the image authentication system.”(我々は画像認証システムを導入するつもりだ)
・“They tend to have a one-sided image of her.”(彼らは彼女について一方的な印象を持ちがちだ)
“imagine”の例文
“imagine”は動詞で、「想像する」「心に思い描く」「思い浮かべる」などの意味で使用されます。
また、会話などの場面で「思う」「推測する」といった意味で使うこともあります。
・“I sometimes imagine a different life.”(私は時々別の人生を想像する)
・“He can’t imagine her playing baseball.”(彼は彼女が野球をやるなどとは想像できなかった)
・“I can imagine.”(分かります)
まとめ
“image”と“imagine”は混同されがちですが、“image”は主に名詞、“imagine”は動詞として使用されるのがポイントです。
また、“image”に多彩な意味があることも押さえておきましょう。
ぜひ参考にして、英語でのコミュニケーションスキルに磨きをかけてください。