この記事では、“External”と“outside”の違いを分かりやすく説明していきます。
「External」とは?
“External”は(エクスターナル)と発音します。
少々発音の難しいのですが、覚えておくべき英単語のひとつです。
意味は、外面の、外用の、うわべの、外国のなどの意味があり、名詞、形容詞として使われる英単語です。
ちなみに「外用薬」は英語では“external medicine”と表現します。
また“external trade”は日本語では「外国貿易」となります。
“external”がつく言葉で最近よく聞くのは“external modem”(エクステナールモデム)ですが、これは外付けモデムのことになります。
余談ですが“external”反対の意味を表す英単語は“internal”になります。
「outside」とは?
“outside”は(アウトサイド)と発音します。
意味は外部、外側、外面もしくは外観になります。
「町外れ」を英語で表現すると“outside a town”です。
外来語として時々耳にする言葉です。
またテニスや卓球の試合などで、ボールがコートの線を出て落ちた場合に「アウトサイド」となり、逆にボールがコート内に入っていた場合には「インサイド」となります。
また「アウトサイダー」との外来語もよく使われますが、これは「outside」に由来する言葉です。
外部の人、社会の常識にはまっていない人などを表現する時に使います。
「似たような英単語に「outdoor」、「アウトドア」があります。
ちなみに「outside」は名詞、形容詞、副詞、前置詞としての使い方があります。
「external」と「outside」の違い
“external”と“outside”の違いを、分かりやすく解説します。
“external”と“outside”も同じように「外部」「外側」を意味しますが、ニュアンスは違います。
“external”は「external medicine/外用薬」のように「外面の」を意味します。
しかし「outside medicine」とは言いませんよね。
しかし“outside”は「外」「屋外」を意味する時に使われます。
つまり「外でテニスする」なら“We play tennis outside”になります。
また“outside”が名詞、形容詞、副詞、前置詞として使われるのに対して、“external”は名詞と形容詞としてしか使われません。
まとめ
“external”と“outside”の違いを理解できたでしょうか?日本語だとどちらも「外」「外部」を意味して全く同じだと勘違いしそうです。
まあ“outside”の方が“external”より発音も簡単で、英語のビギナーも知っている言葉なので、ついこの“outside”を使いがちですが、“external”もきちんと使えるようにして置くと困りません。