「first」と「first of all」の違い(difference)とは?英語を分かりやすく解釈

「first」と「first of all」の違い英語

この記事では、「first」「first of all」の違いを分かりやすく説明していきます。

「first」とは?

“first”には形容詞・副詞・名詞の意味があります。

副詞の主な意味は2つです。

1つめは一番目の、最初のです。

物事のはじめを意味しています。

寒くなってくると霜がおります。

最初に霜がおりたときのことを、初霜といいます。

こういった意味の最初です。

もう一つの意味は、もっとも重要なです。

もっとも重要な人のことは、トップということがあります。

また、順位の場合だと首位ともいいます。

“F”と大文字にすると大統領のという意味になります。

副詞として使うときの主な意味は2つです。

1つめは一番目に、最初にです。

一番目に到着した人、一番目にやった人などの使い方をします。

もう一つの意味は、もっとも重要でです。

階級の一番目のことを指しています。

たとえば、乗り物の一等席などです。

名詞の主な意味は2つあります。

1つめは、一番目の人、初めのです。

一番目の人とは、ナポレオン1世などの最初の人の意味になります。

初めのとは、時期のことを指しています。

作物の旬のはじまり、月のはじめなどのことです。

もう一つの意味は、順位が第一位の人、最高位の人です。

競技の一位の人や、ある物事で重要な人のことを指しています。


「first」の使い方

形容詞や副詞として使用するときは、他の語を修飾します。

“the first frost”とすると初霜になります。

“first”が後ろにつく“frost”を修飾しています。

名詞としては、最初の~という意味で使用されます。


「first of all」とは?

“first of all”には、何よりも、まず第一にという意味があります。

他のものよりも最初に、といった意味です。

何よりもは「何よりも大切なこと」のような使い方をします。

この場合、他のものよりも大切なことという意味になります。

まず第一には「まず第一に野菜を洗う」のような使い方をします。

この場合、他のものよりも最初にやることは野菜を洗うことだ、といった意味になります。

「first of all」の使い方

文の最初にもってきて使うことが多いです。

他のことよりも先にといった意味で使用されます。

「first」と「first of all」の違い

同じ単語を使用しているので、意味が同じように感じますが、2つの言葉の意味合いは異なります。

“first”はもっとも前のこと、最初のことです。

一番目の人、4月の始めなどのことをいいます。

一方、“first of all”は他のことよりも先に、という意味です。

4月の始めなどの「始め」ではありません。

まとめ

“first”という語が使われていますが、“first”“first of all”はやや意味が異なります。

前者は最初、後者はまずはという意味を持っています。

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