「while」と「whereas」の違い(difference)とは?英語を分かりやすく解釈

「while」と「whereas」の違い英語

こちらの記事では、“while”“whereas”の違いに関し分かりやすく解説していきます。

「while」とは?

whileは、whileと音節で区切らずにそのまま発音する言葉です。

日本語で表すと、~する間とか~と同時だったり、~とはいえ、~としてといった意味を持っています。

ちなみにwhilesという綴りでsを付け加える事により、複数形を表す事が可能です。


「while」の使い方

最初にwhileは、接続詞として用いられる事が多い言葉となっています。

具体例としてはwhile~という形で、~する間にという意味を表現する時に用いられるが多いです。

更にwhileを使う事で、一方でという意味で2つの事柄を対比して表現する事も少なくありません。

加えてfor a whileでしばらくの間という意味を、all the whileでその間ずっと、という形で名詞としても使用出来ます。


「whereas」とは?

whereasは、where・asという風に音節で区切って発声すべき言葉です。

日本語で表す際には、~であるのに対しとか~に反し、であるがゆえに、といった意味を持つ言葉として使われています。

「whereas」の使い方

whereasは、~に反して、~に対してという意味を表らわす際に使われる事が多く見られる単語です。

そもそもwhereasは文章同士を繋ぐ役目を果たす接続詞なので、基本的に文章と文章との間に用いられてます。

ただしより実践的な説明をすると、1つの文の区切りとして「,」を用いた直後に、whereas~という使い方をするのです。

この様な使い方により、対比する文章を書くという使用法が頻繁に見られます。

「while」と「whereas」の違い

whileとwhereasは、接続詞として1つの文の終わりであるカンマの直後に使われ、~の一方でという同一の意味を表す事が出来ます。

同じ意味を持ち、同じ様な使われ方をする事がある単語同士であるため、どちらを選択すべきかで迷ってしまう人も珍しくありません。

ただしwhileの方は、~と同時にという意味も有しており、異なる2つの事象が同一のタイミングで生じたり、存在しているという意味合いとなっています。

whereasは、~に反してという意味を持っているので、前の文章と反対の意味を文章を導く際に使用される事が多いです。

つまりwhereasの方は、何かと何かを比べるニュアンスが色濃く出た言葉となっています。

「while」の例文

・『I cleaned while she was sleeping. 』
・『He likes football, while I like baseball. 』

「whereas」の例文

・『I resent her, whereas you merely dislike her. 』
・『she is very lazy, whereas her old sister is very hardworking. 』

まとめ

2つの言葉は文章同士を繋ぐ役目をする接続詞として使われる事が多く、~の一方でという同じ意味を示す事も出来ます。

もっともwhileに関しては、同じ事柄が同時に起こる様を表す際に用いられるのが基本的な使い方です。

一方でwhereasの方は、~に反するという意味を持っている事から分かる様に、2つの事柄を比較するといったニュアンスを強く表す事が出来る言葉となっています。

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