この記事では、“unless”と“otherwise”の違いを分かりやすく説明していきます。
「unless」とは?
「unless」の意味は以下の通りです。
1つ目は「もし~でなければ」という意味で、条件を否定した場合の仮定を表します。
2つ目は「~する時以外は」という意味で、条件を除外した場合の仮定を表します。
上記に共通するのは「しなかった場合を表す」という意味です。
「unless」の使い方
“unless”は「もし~でなければ」「~する時以外は」という意味で使われます。
接続詞として使われ、仮定の結果の文節が先、条件節が後にきます。
それそれ主語・述語のある文節同士をつなげる言葉で、「if~not」や「except that」で言い換えることもできます。
「otherwise」とは?
“otherwise”の意味は以下の通りです。
1つ目は「別な風に」という意味で、ものごとを違ったやり方で行った時の仮定を表します。
2つ目は「他の点では」という意味で、前の内容を否定することを表します。
3つ目は「さもなければ」という意味で、条件が変わった時の仮定を表します。
4つ目は「そうでないもの」という意味で、反対の意味であることを表します。
上記に共通するのは「他の場合を表す」という意味です。
「otherwise」の使い方
“otherwise”は「別な風に」「他の点では」「さもなければ」「そうでないもの」という意味で使われます。
副詞として使われ、そうでない場合の結果の文節が後に続きます。
基本的に、否定するのではなく、他の場合を表す時に使われる言葉です。
「unless」と「otherwise」の違い
“unless”は「否定した場合の仮定を表す言葉」です。
“otherwise”は「他の場合を表す言葉」です。
「unless」の例文
・『I can’t tell unless I see the thing itself. 』
(実物を見なければ話せない)
・『She does not speak unless she is asked to. 』
(彼女は質問されなければ喋らない)
・『You won’t get anything unless you try. 』
(何もやらなければ得られるはずがありませんよ)
「otherwise」の例文
・『He is noisey, but otherwise a very nice boy. 』
(彼は騒がしいが、他の点ではとても良い少年だ)
・『Go at once, otherwise you will be late. 』
(今すぐ行きなさい、さもなければ遅刻するよ)
・『I cannot do otherwise than run away. 』
(逃げるしか他に方法がない)
まとめ
今回は“unless”と“otherwise”について紹介しました。
“unless”は「しない場合」、“otherwise”は「他の場合」と覚えておきましょう。