「suite」と「suit」という2つの英単語は具体的にどのような意味の違いがあるのでしょうか。
今回は、「suite」と「suit」の違いを解説します。
「suite」とは?
「suite」とは、「一続き」を意味する英単語です。
「suite」の使い方
複数のものが組み合わさって一つのものを構成する様を表します。
複数の部屋がひと続きになって1室を構成するホテルの間取りや同じデザインやテーマでまとめられた一揃いの家具など、複数のものが続き状になっていて揃っている状態に対して用いる表現です。
一般的に馴染みがあるのはホテルの「suiteroom」で居間と寝室が一続きになった豪華な部屋を表します。
その他にも文書作成ソフトや表計算ソフトなどが揃ったソフトウェアセットのことを「suite」と表現します。
「suit」とは?
「suit」とは、「同種の素材で構成される衣服」を意味する英単語です。
「suit」の使い方
ビジネスマンが着用する背広やダイビングの時に着用する全身を覆う専用水着など、同じ素材やデザインで作られた上下揃いの服を指します。
一般的には働く人が仕事で着用する上下揃いのビジネス服を表します。
「suite」と「suit」の違い
「suite」と「suit」はどちらも「複数のものが組み合わさり揃っていること」を意味します。
「suite」はホテルの部屋やソフトウェアなどいろいろな対象に使うのに対し「suit」は着用する衣服のみに使う、という違いで使い分けられる表現です。
「suite」は「一続きになっている」あるいは「揃っている」という意味で動詞としても使えますが「suit」は名詞のみで使うという違いもあります。
まとめ
「suite」と「suit」は表すものの種類によって使い分けられています。
動詞として使えるかどうかも異なるのでそれぞれの意味を正しく理解した上で内容に応じてふさわしい表現を選んでください。