この記事では、“quite”と“very”の違いを分かりやすく説明していきます。
「quite」とは?
“quite”の意味は以下の通りです。
1つ目は「全く」「完全に」という意味で、すっかりそうなっている状態を言います。
2つ目は「事実上」「ほとんど」という意味で、目で見えてそうなっている状態を言います。
3つ目は「それは確かに」という意味で、渋々認めることを言います。
4つ目は「その通り」という意味で、相手に賛同することを言います。
上記に共通するのは「ほぼ全体がその状態になっていること」という意味です。
「quite」の使い方
“quite”は「全く」「事実上」「確かに」「その通り」という意味があります。
副詞として使われ、あるものごとを強調することを表します。
基本的に、ほぼ全体そうなっている状態に使われる言葉ですが、アメリカでは口語として「非常に」「とても」という意味で使われることも多くあります。
因みに、“quiet”は「静かな」という意味の全く違う単語ですので混同しない様にしましょう。
「very」とは?
“very”の意味は以下の通りです。
1つ目は「非常に」「大変に」という意味で、何かの程度が大きい様子を言います。
2つ目は「全くの」「まぎれもない」という意味で、間違いなくそうであることを言います。
3つ目は「全く同じの」という意味で、正しくそうであることを言います。
上記に共通するのは「ある度合いが大きい」という意味です。
「very」の使い方
“very”は「非常に」「全くの」「全く同じの」という意味で使われます。
副詞として使われたり、形容詞として名詞を修飾する意味で使われます。
基本的に、良い悪いに関わらず、あるものごとの度合いが高いことに使われる言葉です。
程度を表す言葉ですので、比較級には使われません。
「quite」と「very」の違い
“quite”は「全くもって」「非常に、とても」という意味です。
“very”は「非常に、とても」という意味です。
「quite」の例文
・『She is quite good at speaking English. 』
(彼女は英語を話すのが非常に上手だ)
・『I am quite satified. 』
(私は全くもって満足だ)
・『Quite a few people gathered around. 』
(かなりたくさんの人々が集まった)
「very」の例文
・『He speaks English very well. 』
(彼は英語を非常に上手に話す)
・『It is very beautiful day. 』
(今日は非常にお天気が良い)
・『Thank you very much. 』
(どうもありがとうございます)
まとめ
今回は“quite”と“very”について紹介しました。
“quite”は「全くもって」「非常に、とても」、“very”は「非常に、とても」と覚えておきましょう。