この記事では、“number”と“figure”の違いを分かりやすく説明していきます。
「number」とは?
“number”の主な意味は3つあります。
1つめは、人や物の数です。
人間には「かず」という概念があります。
たとえば、一つの部屋にたくさんの人がいたとします。
たくさんといっても、人によってたくさんが意味するところは違います。
より具体的に表すときに「かず」を使うと便利です。
人の場合だと人数といい、3人、5人、10人などと表すことができます。
物の場合もいくつあるのかということを数字で表すことができます。
たとえば、10個、20個などです。
こういったものを人の数、物の数といいます。
2つめの意味は、グループです。
グループとは、仲間、集団のことです。
1人では仲間とも集団とはいわないので、グループには何人かがかかわっていることになります。
3つめの意味は、住所や車などの番号です。
日本の場合は、番地などを数字で表します。
たとえば、1丁目、2-1-3などです。
こういった数字のことを指しています。
雑誌には○○号と記載されますが、英国ではこの数字のことも“number”といいます。
「number」の使い方
数字に関係することに使用をします。
人の数、物の数、住所、車のナンバー、電話番号などです。
グループは数人で構成されるもので、これも“number”といいます。
「figure」とは?
“figure”の意味は主に4つあります。
1つめは図です。
線や点などが集まって構成されているもの、ものの形を表したものです。
五角形は線で構成されている角が5つある図です。
挿絵も線や点などで構成されており、これも図のようなものということができます。
2つめの意味は数字です。
特にアラビア数字のことをいいます。
データは数字で表されることが多くあります。
そのため、“figure”にはデータ、数値という意味もあります。
3つめの意味は人の形です。
はっきりみえない人の形のことや、体型のことを意味しています。
「スタイルがよい」など、特に女性の美しい姿のことをいいます。
4つめの意味は表象です。
シンボルや、象徴的に表すものという意味です。
「figure」の使い方
複数の意味がありますが、形を作るという点で共通しています。
その意味で使用します。
図は線や点で形を作ったものです。
数字はデータなどの形を作ります。
人の形や表象も形が作られたものです。
「number」と「figure」の違い
数字という点で意味が似ているのですが、同じ数字のことを指しているのではありません。
“number”は人の数や物の数、住所など、何かを表す数字のことです。
“figure”は、0、1、2などのことです。
これだけで何かを表しているものではありません。
まとめ
数字の意味が共通しているのですが、何かを表している数字なのか、アラビア数字のことなのかという点に違いがあります。