「military」と「army」の違い(difference)とは?英語を分かりやすく解釈

「military」と「army」の違い英語

この記事では、“military”“army”の違いを分かりやすく説明していきます。

「military」とは?

“military”は、軍人や軍隊、軍事的な活動を表す時に広く用いられる単語です。

形容詞として使う場合は、その後に続く名詞に軍隊の、軍事的な、という意味を持たせます。

たとえば軍隊は“military forces”、軍事的行動は“military service”、軍服は“military gear”となります。

また、名詞として使う場合は軍、軍隊を意味しますが“the”をつけて“the military”と表す形が一般的です。

軍人という意味で使う場合は、個人を指すより集合している軍人達を漠然と表すことが多いです。

“military”は、国家が保有するような規模の大きい軍隊、あるいは所属する軍人を意味します。

軍隊の種類には海軍、陸軍、空軍がありますが、一般に軍隊の種類に関わらず“military”が用いられます。


「army」とは?

“army”は、陸軍、軍隊、武装したグループを意味します。

そのほか、集団や大群を表す時にも用いられます。

主に、海軍の“navy”や空軍の“air force”に対し、陸軍を指して使われる単語です。

“army”は軍隊(陸軍の)を意味する形容詞として使われることもありますが、主に名詞として用いられます。

使い方は“the army”(陸軍、軍隊)のほか“hostile army”(敵軍)、“an army soldier”(陸軍の軍人)、“army act”(陸軍刑法)などが挙げられます。

また、国家が所有する軍隊以外の武装したグループ、軍隊に関係なく人や生き物が集まって形成される大群も表します。

大群、群集を表す場合は“army of ~”を用いるのが一般的です。

たとえばバッタの大群は“army of locusts”などとなります。


「military」と「army」の違い

“military”“army”の違いを、分かりやすく解説します。

“military”は、国家が所有する軍隊と属する軍人、軍事的な活動を意味する単語です。

“army”は陸軍を意味するほか、武装したグループ、人や生き物の大群を表す時にも用いられています。

“military”は公的な規模の大きい軍隊を広く指し、“army”は陸軍、比較的規模の小さい武装部隊を指しているところが異なります。

(ただし“military”が陸軍を指すこともある) また“army”“military”と違い、軍事に関連しない人や生き物の大きな集団も表します。

迷彩柄のファッションは「ミリタリーファッション」「アーミーファッション」と呼ばれますが、狭義には軍服を模したもの、軍人を思わせるデザインは「ミリタリーファッション」で、陸軍の軍服を思わせるデザインは「アーミーファッション」と呼ぶのが妥当です。

まとめ

“military”“army”はどちらも軍隊や軍人を表しているため混同されがちですが、それぞれの定義や意味する対象は異なります。

日常生活では、ファッションやホビーの話題でよく登場する用語です。

互いの持つニュアンスの違いを理解し、上手に使い分けていきましょう。

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