この記事では、“match”と“game”の違いを分かりやすく説明していきます。
「match」とは?
名詞の“match”と動詞の“match”があります。
名詞の“match”は、マッチのことです。
火をつけるために使うマッチです。
動詞の“match”の主な意味は3つあります。
1つめは、物が別の物とつり合うです。
色、模様、様式などの調和がとれていることを意味しています。
普段洋服を選ぶとき、トップスとボトムの組み合わせを考えていると思います。
トップスが赤色で、ボトムが緑色だと、人目を引く派手な色合いでつり合っているとはいえないでしょう。
そのため、適当に洋服の組み合わせを選ぶのではなく、トップスとボトムがうまく調和する組み合わせを選びます。
そうすることでつり合いがとれます。
こういった物と物が調和する、よくあうことを指しています。
2つめは、人などが別の人などに引けを取らないです。
引けを取るには、負ける、劣るという意味があります。
引けを取ら「ない」なので、負けないこと、劣らないことです。
つまり、対抗できる、匹敵する、対等であるという意味になります。
人と人、チームとチームが戦うとき、あまりにも力の差があるもので戦うことはあまりないでしょう。
たいていは、同じくらいの力のもの同士で戦います。
このことから、“match”には競わせるという意味もあります。
3つめは、ある事が別の事とぴったりと合うです。
内容が合う、つじつまがあうといった意味になります。
Aさんは「絶対に遅刻しない」といいます。
実際、その通り遅刻したことがありません。
これは言っていることとやっていることがぴったりと合っているということができます。
「match」の使い方
2つのもののバランスが取れている事柄について使用をします。
物と別の物のバランスが取れていることは、つり合うといいます。
人が別の人とのバランスが取れていることは、匹敵する、引けを取らないといいます。
こういった事柄に使う言葉です。
「game」とは?
“game”の主な意味は4つあります。
1つめはゲームです。
競技や試合など競うもののことを指しています。
2つめは遊びです。
ルールに従って行う遊びやふざけて行う遊びのことを指しています。
たとえば、チェスや鬼ごっこなどです。
本体とソフトを使用して行うゲームのことも指しています。
3つめは、ゲーム運び、ゲームの技術です。
4つめは、活動です。
恋の駆け引きなどゲーム的な活動や、広告業など~業という仕事のことを指しています。
「game」の使い方
ゲームのことを指して使用します。
ゲームには、駆け引きや勝負があり、そこから広がって駆け引き、活動などの意味でも使用されます。
「match」と「game」の違い
“match”は2つもののバランスが取れていることを意味しています。
“game”は試合や競技のことを意味しています。
つり合っていないもの同士が戦うこともあるので、つり合うことを意味している言葉ではありません。
まとめ
つり合うという意味を持つ言葉と、試合、競技という意味を持つ言葉で、それぞれの言葉が持っている意味は異なります。