この記事では、「occupy」と「occupied」の違いを分かりやすく説明していきます。
「occupy」とは?
“occupy”の主な意味は4つあります。
1つめは、場所を占める、ふさぐです。
ピアノが部屋に置いてあります。
ピアノを部屋に置くと、その場所はピアノのものとなります。
占有されているのです。
これが占めるが意味するものになります。
土地や家を人が占めている場合、使用しているということができます。
土地や家を自分のものにしたら、持っているだけでなく、使うことでしょう。
2つめは、地位や役職を占めるです。
組織の中の地位や役職などは、それを得られる人の数が決まっています。
自分のものにできる人の数に限りがあるのです。
それを自分のものとすることを意味しています。
3つめは、時間や割合などを占めるです。
時間を占めるとは、「掃除をするのに3時間かかった」など、何かをするために必要な割合のことを意味しています。
割合を占めるとは、「全体の20%を占める」など、全体に対するある部分のことを指しています。
4つめは、心や注意などを引く、占めるです。
何かに夢中になったり、心配になったりすると、心のある部分をそのものが占めることがあります。
こういった意味の占めるです。
「occupy」の使い方
“occupy”は動詞です。
占めるという意味で使用をします。
場所、地位、役職、時間、割合、心などを占めることをいいます。
「occupied」とは?
“occupied”は“occupy”の過去形です。
“occupy”には占めるという意味があるので、それを過去形にすると占めていたという意味になります。
また、“occupied”は掲示として使われるときには、トイレなどが使用中という意味になります。
“occupy”には、土地や家屋などを占める、使用するという意味があります。
トイレに入ったら、たいていはトイレを使用します。
意味もなくトイレに入ることは、ほとんどないでしょう。
ある人がトイレを占めている、つまりトイレを使用しているという意味になるのです。
「occupied」の使い方
掲示として使用するときには、トレイなどの使用中という意味になります。
日本の場合でも、トイレの扉に「使用中」などの張り紙などすることがありますが、あのような感じで使用をします。
“occupy”の過去形としても使用します。
「occupy」と「occupied」の違い
どちらの言葉にも、場所や地位などを自分のものにするという意味があります。
違いは時間で、“occupy”は現在形、“occupied”は過去形です。
“occupied”はトイレなどの使用中という意味もあります。
ある場所を占めて使っていることです。
まとめ
ある場所や地位などを自分のものとするという意味を持つ点が共通しています。
違いは時間で、一方は現在を、もう一方は過去を表しています。