この記事では、“arrange”と“adjust”の違いを分かりやすく説明していきます。
「arrange」とは?
“arrange”の意味は以下の通りです。
1つ目は「~を整頓する」という意味で、物やものごとをきちんとまとめることを言います。
2つ目は「~を整理する」という意味で、をきちんと並べることを言います。
3つ目は「解決する」「取り決める」で、紛争などを話し合ってまとめることを言います。
4つ目は「~の準備をする」という意味で、ある目的に向けて手はずを整えることを言います。
5つ目は「脚色する」「編曲する」という意味で、作品を手直しすることを言います。
上記に共通するのは「ものごとがまとまる様に整えること」という意味です。
「arrange」の使い方
“arrange”は「~を整頓する」「~を整理する」「解決する」「~の準備をする」「脚色する」などの意味があります。
自動詞・他動詞として使われ、名詞形は“arrangement”になり、「整理」「整頓」「配置」「手はず」「準備」「脚色」「編曲」などの意味で使われ、「アレンジ」と日本語化されています。
基本的に、ものごとがうまくまとまる様に整えたり手配する時に使われる言葉です。
「adjust」とは?
“adjust”の意味は以下の通りです。
1つ目は「調整する」「調節する」という意味で、機械などの不具合を直すことを言います。
2つ目は「~を適応させる」と意味で、ある条件に合わせて手直しをすることを言います。
3つ目は「調停する」という意味で、争いごとの間に入ることを言います。
4つ目は「金額を決定する」という意味で、保険料などを算出することを言います。
上記に共通するのは「ある目的に合わせて手直しをする」という意味です。
「adjust」の使い方
“adjust”は「調整する」「~を適応させる」「調停する」「金額を決定する」などの意味で使われます。
自動詞・他動詞として使われ、名詞形は“adjustment”になり、「調節」「調整」「順応」「保険料の算定」などの意味で使われ、「アジャスト」と日本語にもなっています。
基本的に、ある目的に合う様に多少変更する時に使われる言葉です。
「arrange」と「adjust」の違い
“arrange”は「うまくまとまる様に整えたり準備すること」という意味です。
“adjust”は「目的に合わせて多少手直しをすること」と言う意味です。
「arrange」の例文
・『I arranged flowers. 』
(私は花を生けた)
・『She arranged her hair. 』
(彼女は髪を結いあげた)
・『He arranged this song. 』
(彼はこの歌を編曲した)
・『Please arrange meeting next monday. 』
(来週月曜日の会議の準備をお願いします)
「adjust」の例文
・『This clock needed to be adjusted. 』
(この時計は調整が必要だ)
・『He adjusted his tie in a mirror. 』
(彼は鏡を見てネクタイを直した)
・『I adjusted a volume. 』
(私は音量を調整した)
まとめ
今回は“arrange”と“adjust”について紹介しました。
“arrange”は「準備する」、“adjust”は「調整する」と覚えておきましょう。