この記事では、“begin”と“start”の違いを分かりやすく説明していきます。
「begin」とは?
“begin”の主な意味は2つあります。
1つめは始めるです。
実際何かをしはじめる、何かにとりかかることを意味しています。
講義には、はじまりがあります。
地球がずっと公転や時点をしているのが一体いつからなのかわからないのとは違い、講義はいつからはじまったのかがわかります。
講義を実際にやり始めることは、“begin”で表現できます。
帰路につくことは、自宅に向かう道に進みはじめるということができます。
これも、何かをしはじめることです。
もう一つの意味は、始まるです。
1つめの意味は他動詞の意味で、2つめの意味は自動詞の意味になります。
出来事がある時間からはじまる、計画などがはじまる、ある地点からはじまる、話がはじまるなどのことをいいます。
CDプレーヤーにCDをセットしてスタートのボタンを押すと音楽がはじまります。
イベントはある期間からある期間の間だけ行われることが多いです。
イベントが行われる最初のときのことを開催といいます。
イベントのはじまりです。
こういったことを意味する言葉です。
「begin」の使い方
物事が何も起こっていない状態から物事が起こった状態になること、つまりはじまり、はじまるという意味で使用をします。
“begin”は動詞で、“begin”の後にはじまる事柄の名称がきます。
「start」とは?
“start”の主な意味は6つあります。
1つめは目的地に向かって出かけるです。
人や乗り物が出発するという意味になります。
2つめは人が何かにとりかかるです。
着手するという意味になります。
3つめは機械などを動かし始めるです。
動いていなかったものを動いている状態にする、つまり始動するという意味になります。
4つめは事が始まるです。
講演が始まる、ディナーが始まるなどをいいます。
また火がついて燃え始める、つまり火災が発生するという意味もあります。
5つめは急に動くです。
ぼーっとしていた人が急に動き出すことではなく、驚いて突然動くことを意味しています。
6つめは、川や道路などから始まる、建物などから始まる、価格が~からです。
ある道は○○公園のあたりから始まります。
こういった意味の始まるです。
「start」の使い方
複数の意味がありますが、どの意味にも「始まる」という意味が共通しています。
何も起こっていない状態から何か起った状態にすることについて使用をします。
「begin」と「start」の違い
始まるという意味が似ている言葉ですが、使い方が違います。
“begin”の場合は、イベントは何時に始まる、雨が降り出したなど、「始点」に焦点があたっています。
“start”の場合は、バス停に停まったバスが動き始めるなど、「動き始める」という点に焦点があたっています。
まとめ
意味が似ている2つの言葉ですが、それぞれの言葉の意味合が違います。