「desert」と「abandon」の違い(difference)とは?英語を分かりやすく解釈

「desert」と「abandon」の違い英語

この記事では、“desert”“abandon”の違いを分かりやすく説明していきます。

「desert」とは?

“desert”は発音の仕方によって意味が異なります。

音節が「des ? ert」となるときには、砂漠、荒れ地という意味になります。

砂漠とは、植物が育つには十分な雨量がなく、植物が生育しておらず、岩石や砂礫ばかりの土地のことです。

植物が育たない土地は、しばしば荒れていることがあります。

そのことから、荒れ地、不毛の地という意味にもなります。

音節が“de ? ser”となるときには、見捨てる、うち捨てる、いなくなるという意味になります。

見捨てるとは、見ていながら何もしないこと、世話をしたり、関わりを持つことをやめたりすることです。

“desert”は保護や扶養などをやめることを意味しています。

うち捨てるとは、ほったらかしにする、思い切って捨てることです。

“desert”は主に場所を捨てることを意味しています。

場所の場合は、その場所からいなくなるともいいます。


「desert」の使い方

発音の仕方によって意味が異なりますが、砂漠のことを指して使用したり、捨てることについて使用をしたりします。

砂漠の意味で使用するときには、特定の名称の砂漠の場合、“D”を大文字にします。

捨てる意味では、人を見捨てる、場所をうち捨てる、場所から逃げるという意味で使用をします。


「abandon」とは?

“abandon”には、しかたがなく捨てる、どうしようもなく捨てるという意味があります。

どうすることもできない、他に方法がない、そのため捨てるという意味を含んでいます。

たとえば、船が岩にぶつかってしまい沈没しそうなとき、自らの命を守るために船を捨てて逃げることでしょう。

これはしかたがなく行うことです。

希望がないと思ってやめてしまうこと、はあきらめるといいます。

あきらめるときも、ほかにどうしようもなくやめなければならないことがあります。

そういったことから、“abandon”にはあきらめる、断念するという意味もあります。

「abandon」の使い方

捨てるという意味で使用をします。

いらなくなったから捨てるという意味ではなく、他にどうしようもないので捨てるという意味です。

「desert」と「abandon」の違い

2つの言葉で似ている意味は、捨てるです。

“desert”はうち捨てる、見捨てることで、自ら望んで捨てていることがあります。

しかたがなくという意味は含まれていません。

“abandon”は、しかたがなく捨てることです。

どちらの言葉も、人や場所を捨てることについて使用することができ、この点は同じです。

まとめ

捨てるを意味する2つの言葉ですが、しかたなく捨てるという意味を含んでいるのか、いないのかという点に違いがあります。

また、“desert”は発音が違うと砂漠という意味になります。

英語
違い比較辞典