この記事では、“cloud”と“crowd”の違いを分かりやすく説明していきます。
「cloud」とは?
“cloud”の意味は以下の通りです。
1つ目は「雲」という意味で、空に浮かぶ雲のことを言います。
2つ目は「煙」「ほこり」という意味で、雲状になり視界を悪くするもののことを言います。
3つ目は「大群」「大人数」という意味で、大勢が集まる状態を言います。
4つ目は「心が暗くなる」という意味で、憂鬱になる気持ちを言います。
上記に共通するのは「雲、又は曇ること」という意味です。
「cloud」の使い方
“cloud”は「雲」「煙」「大群」「憂い」という意味で使われます。
名詞として使われたり、自動詞・他動詞として「雲る・雲らす」「暗くなる・暗くする」として使われたりして、形容詞形は“cloudy”になります。
基本的に「雲」のことですが、雲がわく様に人が大勢いる様子に対しても使われます。
「crowd」とは?
“crowd”の意味は以下の通りです。
1つ目は「群衆」「雑踏」という意味で、人が大勢群がっている様子を言います。
2つ目は「民衆」「大衆」という意味で、一般的な人たちのことを言います。
3つ目は「多数」という意味で、数多くの物がある様子を言います。
4つ目は「仲間」「グループ」という意味で、まとまりのある関係を言います。
5つ目は「ぎっしり詰まる」という意味で、狭い場所に押し込む様子を言います。
上記に共通するのは「大勢の人々が集まること」という意味です。
「crowd」の使い方
“crowd”は「群衆」「民衆」「多数」「仲間」「ぎっし詰まる」という意味で使われます。
名詞として使われたり、自動詞・他動詞として「押し込む」「群がる」「押し寄せる」などと使われます。
基本的に、大勢の人々が集まることに対して使われ、「クラウドファンディング」「クラウドソーシング」などはこちらの単語が日本語化したものです。
「cloud」と「crowd」の違い
“cloud”は「雲、曇ること」という意味です。
“crowd”は「大勢の人が集まること」という意味です。
「cloud」の例文
・『The weather forecast says it is cloudy today. 』
(天気予報で今日は曇りだと言っていた)
・『There comes rain clouds. 』
(雨雲がやってくる)
・『I saw a cloud of mosquitos around the bush. 』
(やぶ周辺で蚊の大群を見た)
「crowd」の例文
・『The train is crowded every morning. 』
(毎朝電車は混雑している)
・『I had to walk through the crowd. 』
(私は人込みをかき分けて歩かなければならなかった)
・『His fans crowded in front of the hotel. 』
(彼のファンがホテルの前に群がっていた)
まとめ
今回は“cloud”と“crowd”について紹介しました。
“cloud”は「雲」、“crowd”は「群衆」と覚えておきましょう。