この記事では、“problem”と“issue”の違いを分かりやすく説明していきます。
「problem」とは?
“problem”の意味は以下の通りです。
1つ目は「問題」「疑問」という意味で、悩みやトラブルが生じて解決したいと思っている点を言います。
2つ目は「難問」「理解しかねること」という意味で、その人にとってどうしたら良いのか分からないことを言います。
3つ目は「扱いにくい人」という意味で、人間関係がスムーズにいかない人のことを言います。
上記に共通するのは「解決すべき点」という意味です。
「problem」の使い方
“problem”は「問題」「疑問」「難問」「理解しかねること」「扱いにくい人」などの意味で使われます。
名詞として使われ、形容詞形は「problematic」になり、「問題の」「疑わしい」「不確実な」などの意味があります。
基本的に、日常生活でトラブルや悩みが生じるなどで、解決すべき状態に対して使われる言葉っです。
「issue」とは?
“issue”の意味は数多くありますが、主なものは以下の通りです。
1つ目は「発行部数」「号」という意味で、出版物、切手、貨幣などの発行高を言います。
2つ目は「発行」「刊行」「発布」という意味で、社会的に出版したり発布することを言います。
3つ目は「流出」「脱出」という意味で、ある場所から勢いよく出る様子を言います。
4つ目は「結果」「結末」という意味で、ものごとの最終的な状態を言います。
5つ目は「論点」「係争点」という意味で、話し合われるべき点のことを言います。
上記に共通するのは「表面に出る」という意味です。
「issue」の使い方
“issue”は「発行部数」「号」「発行」「刊行」「流出」「結果」「論点」「係争点」などの意味で使われます。
名詞として使われたり、自動詞・他動詞として「出る」「発する」「現れる」「生じる」「発行される」「由来する」などの意味で使われます。
基本的に、現在表面に出ている事柄や、話し合うべき点を表す言葉で、「トラブル」という意味はありません。
「problem」と「issue」の違い
“problem”は「困ったり悩んだりして、解決すべき点」という意味です。
“issue”は「世の中に出ること」「現在表立っていて話し合うべき点」という意味です。
「problem」の例文
・『It’s a difficult problem. 』(それは難しい問題だ)
・『You should work to solve a problem. 』(君は問題を解決する為に働くべきだ)
・『No problem. 』(問題ありません)
「issue」の例文
・『We have an issue from the past. 』(我々には過去からの係争点がある)
・『This issue was settled. 』(この案件は片付きました)
・『It is a sensitive issue. 』(それは繊細な問題だな)
まとめ
今回は“problem”と“issue”について紹介しました。
“problem”は「解決すべき問題」、“issue”は「世の中に出ること」「話し合うべき点」と覚えておきましょう。