この記事では、“principal”と“principle”の違いを分かりやすく説明していきます。
「principal」とは?
“principal”には形容詞と名詞の意味があります。
形容詞の主な意味は3つです。
1つめは主要な、首位のです。
特に大切なことという意味になります。
2つめは元金のです。
元金は事業をはじめるために必要な資金のことです。
事業をする上で大切なものになります。
3つめは文法の主要なです。
名詞の主な意味は5つあります。
1つめは長、主導者です。
組織などの一番上の地位にいるものを指しています。
店主、社長、長官なども組織の一番上にいるもので、こういったものも指しています。
2つめは演劇やコンサートなどの主役です。
主役とは、重要な役割を演じるもののことです。
バレエ、芝居、オペラなどでは、物語などの重要な役柄を演じるものがおり、この人のことを指しています。
3つめは法律に関することで、代理人に対する本人です。
4つめは基本財産、元金です。
収入に対する財産、利子に対する元金を意味しています。
5つめは建築の主材です。
重要な材料のことを指しています。
「principal」の使い方
複数の意味がありますが、どれも重要な事柄であるという意味が含まれています。
主役はオペラや演劇などで重要な役です。
長や店主は組織の中で重要な位置になります。
主材は建築で重要な材料です。
このような重要なものを指して使用します。
「principle」とは?
“principle”の主な意味は5つあります。
1つめは基本理念です。
理念とは、物事の根本的な考えのことです。
基本理念は、ものごとのよりどころになる根本的な考えを意味しています。
2つめは、信念、信条です。
正しいと信じている考え、固く信じて守っている事柄を意味しています。
3つめは道徳的な規範です。
規範には、行動や判断のよりどころになるものという意味があります。
4つめは自然現象などの法則です。
一定の条件のもとで起こる普遍的な関係を意味しています。
5つめは本質、本源です。
根本的な要素や性質を意味しています。
「principle」の使い方
“principle”は名詞です。
数えられない名詞として扱うことが多いのですが、基本理念や信念の意味では数えられる名詞として扱うことがあります。
「principal」と「principle」の違い
2つの言葉は主要という意味合いを持っている点が似ていますが、それぞれの言葉が指していることは異なります。
“principal”は長、主役、元金など、重要になるものを指しています。
一方“principle”は基本理念や信条など、根本となるものを指しています。
まとめ
スペルが似ており意味も似ているように感じる2つの言葉ですが、一方や重要なものを指しており、もう一方は根本となるものを指しています。
意味合いが違うのです。