この記事では、“after”と“in”の違いを分かりやすく説明していきます。
「after」とは?
“after”の意味は数多くありますが、主なものは以下の通りです。
1つ目は「~のうしろに」「~のあとに」という意味で、順番的にあるものの次になることを言います。
2つ目は「~を追って」「~を求めて」という意味で、前を行くものを追いかけることを言います。
3つ目は「~よりおくれて」「~よりおそく」という意味で、あるものよりタイミングや速度が遅いことを言います。
4つ目は「~を過ぎて」という意味で、時間が経過する様子を言います。
5つ目は「~に従って」「~に習って」という意味で、先にあるものを手本にすることを言います。
上記に共通するのは「あるものが終わった後に起きる」という意味です。
「after」の使い方
“after”は「~のうしろに」「~のあとに」「~を追って」「~よりおくれて」「~を過ぎて」「~に従って」などの意味で使われます。
前置詞として使われたり、副詞として「うしろに」「あとに」「遅れて」「おそく」などの意味で使われます。
基本的に、あるものごとが終わってから生じることに対して使われる言葉です。
「in」とは?
“in”の意味は数多くありますが、主なものは以下の通りです。
1つ目は「~の中に」「~の内部に」という意味で、メインとなるものに含まれることを言います。
2つ目は「~のうちに」「~の間に」という意味で、時間的な経過の中で何かが生じることを言います。
3つ目は「~で」という意味で、ある方法や状態、形式を用いている様子を言います。
4つ目は「~を着ている」という意味で、衣服を身にまとっている様子を言います。
5つ目は「~に属して」という意味で、あるまとまりに属している様子を言います。
上記に共通するのは「主なものに含まれる」という意味です。
「in」の使い方
“in”は「~の中に」「~の内部に」「~のうちに」「~で」「~を着ている」「~に属して」などの意味で使われます。
前置詞として使われたり、副詞として「中へ」「内へ」「在宅して」「到着して」「接近して」などの意味で使われます。
基本的に、ある時点やものごとに含まれる事柄について使われる言葉です。
「after」と「in」の違い
“after”は「あるものごとが終わってから生じる事柄を表す」という意味です。
“in”は「ある時点やものごとに含まれる事柄を表す」という意味です。
「after」の例文
・『I will follow after you. 』(あなたの後をついて行きます)
・『He came to the party after her. 』(彼は彼女の次にパーティに来た)
・『The child was named after Lincoln. 』(その子供はリンカーンにあやかって名付けられた)
「in」の例文
・『It’s in the box. 』(箱の中にあります)
・『She fell in love with him. 』(彼女は彼に恋した)
・『This letter was written in pencil. 』(この手紙は鉛筆で書かれている)
まとめ
今回は“after”と“in”について紹介しました。
“after”は「ある時点が終わった後のこと」、“in”は「ある時点やものごとの中で」と覚えておきましょう。