この記事では、“spend”と“consume”の違いを分かりやすく説明していきます。
「spend」とは?
“spend”には、3つの意味があります。
1つめは金を使うです。
人間は何か物が欲しいと思ったとき、お金を支払ってものと交換をします。
このことは、一般的にお金を支払うといいます。
このような行為のことを意味する言葉です。
ものを購入するためにお金を使うことだけでなく、公共事業にお金をつぎ込む、プロジェクトに投資するなどの意味にもなります。
2つめは時間を使うです。
1枚の絵を描こうとしたとします。
そのためにはある程度の時間が必要です。
絵を描くために時間を使うことになるのです。
こういった、何かに時間を使うことを意味しています。
また、友達と一緒に過ごすときには、友達と過ごすことに時間を使っていることになり、こういったことから人と過ごすという意味にもなります。
3つめは精力や知力などを使うです。
何かのプロジェクトを成功させようとしたとき、プロジェクトに力をつぎ込むことでしょう。
このような使うことを意味しています。
「spend」の使い方
使うという意味を持つ言葉で、金を使う、時間を使う、精力や知力を使うことについていいます。
金を使うことは費やす、つぎ込むともいうことができます。
誰かに時間を使うことは一緒に過ごすということができます。
精力や知力をある物事に使うことは力をつぎ込むということができます。
「consume」とは?
“consume”には、4つの意味があります。
1つめは消費するです。
資源を使ってなくすこと、時間を使うこと、労力を使うことなどをいいます。
今はあまり見られなくなりましたが、フィルムを使用するカメラがあります。
このカメラはフィルムに限りがあり、あるところまでしか写真を撮ることができません。
フィルムをすべて使ってしまうことは、フィルムを消費したということができます。
2つめの意味は飲食するです。
飲食するとは、食べものを使ってなくすということができます。
今目の前にケーキがあります。
これを口に含んで飲み込めば、目の前からケーキはなくなってしまいます。
3つめの意味は、生物の体が弱り衰えるです。
このことは、衰弱するといいます。
4つめの意味は、人の心を消耗させるです。
憎しみを抱いていると心が消耗してしまうことでしょう。
嫉妬、憎悪、野心などが人の心を消耗させることを意味しています。
「consume」の使い方
使ってなくなるという意味で使用をします。
資源を使ってなくすことは消費、飲食をして食べものをなくすことは飲食する、平らげる、心の力を使うことは消耗するといいます。
「spend」と「consume」の違い
使うという意味を持つ2つの言葉ですが、あるものの使われ方が違います。
“consume”は消費する、消耗することで、使ってなくなることを意味しています。
一方、“spend”はなくなるという意味は含まれておらず、何かに用いるという意味になります。
まとめ
使うという意味を持つ2つの言葉ですが、何かに用いるという意味なのか、消費をするという意味なのかという点に違いがあります。