この記事では、“useful”と“helpful”の違いを分かりやすく説明していきます。
「useful」とは?
“useful”には、2つの意味があります。
1つめは、使って効果がある、有用であるのです。
このことは、役立つ、有益な、有用な、助けになるということができます。
毎日家事と仕事で忙しいお母さんがいました。
お母さんが大変であることを見て、子どもはお母さんの手伝いをしました。
このことは、お母さんにとっては助けになることでしょう。
論文を書くために、いくつかの資料を使いました。
資料がなければ、この論文は書けなかったことでしょう。
これは、論文を書くために資料が役立ったということができます。
このような、役立つ、手助けになるという意味を持つ言葉です。
もう一つの意味は、才能があることです。
有能な、すぐれたという意味になります。
ある野球選手は非常に良い成績を出しています。
この選手は有能であるといえるでしょう。
こういったことを意味している言葉です。
主に英国での使われ方です。
「useful」の使い方
使って効果があること、有用であることについて使用をします。
人に役立つこと、物や事に役立つことなどをいいます。
形容詞なので、他の語と共に使用されます。
たとえば、“useful information”とすると有益な情報という意味になります。
「helpful」とは?
“helpful”には、2つの意味があります。
1つめは、力をあわせて事にあたろうとする、進んで手伝いをするです。
欲しい商品があってお店を見ていたのですが、商品の数が多くて、欲しいものがどこに置いてあるのかわかりません。
困っている様子を見た店員さんが、商品を探し出してくれました。
これは、進んで手伝いをしているということができます。
このスタッフは“helpful staff”ということができるでしょう。
“helpful staff”は直訳して進んで手伝いをするスタッフとはいわず、親切なスタッフと訳されます。
もう一つの意味は、使って効果がある、有用である、何かにとって役に立つです。
とても忙しくて原稿をタイプしている時間がありません。
そこで、ある人が原稿のタイプを代わりに行ってくれました。
これは、忙しい人にとっては役立つことでしょう。
こういった役に立つことを意味している言葉です。
「helpful」の使い方
役に立つという意味で使用をします。
力をあわせて事にあたろうとすることや、進んで手伝いをすることも、やってもらった人は役に立つことでしょう。
“helpful”は形容詞です。
「useful」と「helpful」の違い
2つの言葉は役に立つという意味が似ています。
“useful”の場合は、~にとって役に立つという意味です。
一方、“helpful”の場合は、~にとって役に立つという意味だけでなく、協力的な、進んで手伝いをするという意味もあります。
助けになるといった意味合いです。
まとめ
似ている意味を持つ2つの言葉ですが、意味合いが違います。