この記事では、“ache”と“pain”の違いを分かりやすく説明していきます。
「ache」とは?
“ache”(エイク)は、持続する肉体の痛みのことです。
“ache”を使う場合は、強い痛みではなく我慢できるような鈍い痛みを表すことが多いです。
たとえば、胃が慢性的に痛む、筋肉痛が起こる、頭痛持ちで頭が痛む、などが“ache”にあたります。
どこかに痛みがある場合は、“I have an ache in my~.”と表します。
たとえば、足が痛む場合は“I have an ache in my foot.”(私は足が痛い)となります。
また、器官の名称と“ache”を組み合わせて「○○痛」のようにどこの痛みか表現することも可能です。
たとえば頭痛は“headache”、胃痛は“stomache ache”、歯痛は“tooth ache”となります。
“ache”は基本的に肉体の痛みを示すものですが、心を痛めること、苦悩については“heartache”が用いられます。
「pain」とは?
“pain”(ペイン)は肉体の鋭い痛み、心の痛みのことです。
“pain”は、持続性のない急性の強い痛み、神経や体の表面に近い部分に起こるような痛みを表します。
それは、刺すような痛み、ズキズキとうずく痛み、など我慢できないようなひどい痛みを指すことが多いです。
たとえば、胃が痛む時は“I have a pain in the stomach.”(私は胃が痛い)と表し、痛みがあるか確認する時は“Do you feel any pain?”(どこか痛いところがありますか?)などの使い方ができます。
“pain”は肉体の痛みを表すほか、心の痛みも意味しており“He seems to be in pain.”(彼は悩んでいるようだ)のように、苦悩やつらいことがある時にも使えます。
また「面倒くさい」という意味でも使われており、うんざりすることがあった時に“What a pain”(面倒くさいなあ)と言うこともあります。
「ache」と「pain」の違い
“ache”と“pain”の違いを、分かりやすく解説します。
“ache”と“pain”はどちらも痛みを表す単語ですが、痛みの質が異なります。
“ache”は、肉体に起こる持続性のある痛みを表します。
痛みはそれほど強くなく、慢性的な痛み、筋肉痛などが多いです。
“pain”は、肉体に起こる鋭い痛みを表します。
短時間で起こる、疼痛、我慢できないようなひどい痛みが多いです。
また“pain”は心の痛みも表しており、苦悩、不快感を表す時にも用いることができます。
“ache”も心痛を“heartbreak”と表すことはできますが、基本的に心の痛みにはほとんど用いません。
まとめ
“ache”と“pain”はどちらも痛みを表す言葉ですが、それぞれは痛みの質が全く異なります。
“ache”よりも“pain”のほうが強い痛みを指すことを覚えておきましょう。