この記事では、“neighbor”と“neighborhood”の違いを分かりやすく説明していきます。
「neighbor」とは?
“neighbor”には、2つの意味があります。
1つめは、自分の家の近くの家の人のことです。
住宅街の場合、自分の家の隣に別の家族の家があることでしょう。
空き家ではなく、たいていは誰かが住んでいます。
ここに住んでいる人たちが“neighbor”です。
マンションの場合も、隣に部屋があり、そこには誰かが住んでいます。
一人暮らしかもしれないし、数人が住んでいるかもしれません。
その人たちも“neighbor”です。
自分の家の両隣の家の人たちのことだけでなく、2つ先の家の人や3つ先の家の人などのことも指しています。
どれくらいの距離までに住んでいる人を“neighbor”というのか定義はありませんが、空間的に隔たりがない範囲に住んでいる人のことを指しています。
もう一つの意味は同胞です。
同胞には、同じ父・母から生まれた人、同じ国土に住む人という意味があります。
しかし、“neighbor”は同じ父・母から生まれた人、同じ国に住む人というよりも、助けを必要とする人といった意味合いになります。
「neighbor」の使い方
2つの意味がありますが、近くに住む人という意味で使われることの方が多いです。
近くの家のことではなく、そこに住む人のことを指します。
近いとはどれくらいか明確な距離の定義はありませんが、空間的・心理的に隔たりが少ないところに住んでいる人のことをいいます。
「neighborhood」とは?
“neighborhood”には、3つの意味があります。
1つめは、ある場所から近いところ、同じ町の中です。
自分が住んでいる場所から近い範囲は“neighborhood”です。
自分の家の隣の範囲も、2つ先の家の範囲も“neighborhood”になります。
自分が住んでいるところの近くだけでなく、ある公園の近くなど、ある場所に近いことも“neighborhood”です。
どこか特定の場所から空間的に隔たりが少ない範囲のことを意味しています。
場所のことを指す言葉なのですが、近い範囲の場所に住んでいる人々の意味もあります。
2つめの意味は、区切られた一定の範囲です。
町内で会報をまわしている地域もあると思いますが、会報がまわされている範囲は“neighborhood”といえます。
区域、地域といった意味の言葉です。
3つめの意味は、数量が近いことです。
「neighborhood」の使い方
近い範囲のことを指して使用します。
近いとはどれくらいの距離か定義はありませんが、空間的・心理的に隔たりがない範囲のことを指しています。
「neighbor」と「neighborhood」の違い
どちらの言葉にも「近く」という意味が含まれていますが、近くの何なのかという点で意味が異なります。
“neighbor”は人のことを指しています。
近所の人のことです。
“neighborhood”は場所のことを指しています。
近隣、近所のことです。
まとめ
どちらも近くのことを指しているのですが、人のことなのか、場所のことなのかという点で意味が異なります。